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「大切なこと」1年 前澤拓城

「大切なこと」

法学部法律学科 1年 前澤拓城(大宮アルディージャU18)


こんにちは。
今回、部員ブログを担当させていただく、法学部法律学科1年の前澤拓城です。



まず初めに、日頃より明治大学体育会サッカー部をご支援いただいている全ての皆様に深く御礼申し上げます。


明治大学体育会サッカー部に入部し、8ヶ月が経ち、シーズンも残り約2ヶ月になった。

思い返せばこの8ヶ月はあっという間で、最初は下級生としてのあり方や日々の強度の高い練習についていくのに精一杯だった。そのキツさは想像を越えていた。朝が来るのが怖かった。だがそれも既に遠くに感じる。


この8ヶ月、自分の思い通りにいっているかと自分に問うと、全くいっていない。自分の良さも出せていないし、気付きだらけの生活の中で空回りしてしまっているように感じる。



「俺って何の為にサッカーしてるんだろう。」



ある日の練習終わりにうまくいかない自分に対してふと思ったことだ。
その頃の自分は、自分さえ良ければ、自分が上手くいけば、など自分の事しか考えられなかった。


そんなある日のミーティングの際に栗田監督からいただいた言葉で、特に印象に残っている言葉がある。



「小さい子供などに夢や感動を、などの前にまず身近な人に、感謝をし感動を与えろ」



この言葉を聞き、ハッとした。この言葉で自己中心的な考えを持っていた自分と向き合うことができた。


思い返せば、これまでサッカーを続けてこられたのは、自分の力だけでなく、色々な方々に助けてもらい成り立っていた。


9年間お世話になった大宮アルディージャのスタッフの方々にはサッカーの基礎、楽しさを教えていただいた。
小中高とお世話になった監督からは、嫌になるほどサッカーについて指摘をいただいたが、あの時の指導がなかったら今の自分は間違いなく居ないと思う。

「俺からもう教えることはない。明治に行けばお前はもっと進化できる。」

明治大学体育会サッカー部で勝負するきっかけを与えてくれたのもこの監督だった。


そして、明治大学体育会サッカー部に入部したいと強く思わせて下さった、素晴らしい伝統を残された歴代の先輩方。


何より一番は、小学校4年生から大宮アルディージャの練習場まで片道1時間半の道を毎日車で送り迎えしてくれ、帰りの車中で食べるお弁当を作ってくれた母。一番厳しかったけど、一番迷惑をかけ、一番助けてくれた。

試合ごとにビデオ撮影をして、自分がゴールを決めたシーンを恥ずかしくなるほど繰り返し嬉しそうに見ている父。母が厳しい分、いつも優しく見守ってくれた。



こんなにも沢山の理由があるのに、何のためにサッカーをしているんだろうと言う考えが浮かぶ自分が馬鹿馬鹿しくなった。


この他にも、多くの方々の支えがあって、今自分はサッカーができている。


これらの感謝の思いを胸に、その感謝を責任、覚悟に変えて残りのシーズン、そしてまだまだ続くサッカー人生を熱く闘い抜きます。





普段伝えられない思いを文字にしました。

初めての部員ブログで、まとまりのない文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。


今後とも明治大学体育会サッカー部の応援をよろしくお願いします。


次回の部員ブログ1年担当は鹿児島城西高校出身の前田隼希です。

鹿児島魂のある彼は、お笑いもサッカーの技術も一級品の持ち主です。
そんな愛されキャラの彼の一級品なブログにご期待ください!

前澤拓城(1年=大宮アルディージャU18)
法学部法律学科。FW。


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