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「サッカーと自分」 4年 小林春稀

「サッカーと自分」

4年 小林春稀(東海大相模高校)

こんにちは。
今回部員ブログを担当させて頂きます。
商学部商学科4年の小林春稀です。

まず初めに、新型コロナウイルスに対し、最前線でご尽力されている医療従事者の方々、関東大学サッカーリーグ戦をはじめとする大会を開催するにあたり、ご尽力をして頂いている、学連の皆様、関係者の方々、日頃サポートして頂いているスポンサーの皆様に感謝申し上げます。

早いもので、卒業まで残り1ヶ月を切る時期まで迫ってきました。私自身、この部を卒業するという実感が未だに湧いていません。4年間を振り返ると私の生きてきた人生の中で最も濃い時間を過ごしたと思います。

今回は私が過ごしてきた、4年間で一番印象に残っている試合について書きたいと思います。

その試合は2020年度の前期リーグ戦、最終節vs桐蔭横浜大学戦です。この試合は私が3年目にして、初めてリーグ戦に出場し、初ゴールを決めた試合です。この日の事を今でも鮮明に覚えています。この試合に出場するまで、怪我で何ヶ月もサッカーができなかったり、日々の練習や試合で結果を残しても中々TOPに上がれなかったりと明治で背番号を貰って、試合に出る事は本当に並大抵のものではない事を痛感しました。サッカーでの日々の積み重ねはもちろんの事、サッカー外での私生活や立ち振る舞い、考え方、全てが求められていて、決してサッカーだけで評価される組織ではないのです。

私はこの試合に臨むにあたっては日々の練習や試合、食事、ケア、日常の過ごした方において誰よりもやっていたという自信があります。練習や試合においては目標を決め、最低何点決める、対人では一本も負けないなど、日によって一つは目標を定め、日々目標を持って取り組んだり、自分の武器であるドリブルに関しては動画を見て研究したり、オフの日に自分が1番今までマッチアップした中で対人が強いと感じている、弟と毎週対人をして高めあったり、食事においては管理栄養士の人に話を聞いたりして情報を集め、私自身、体にキレがなかったので脂質や糖質をカットし、タンパク質、ビタミン、食物繊維など様々、栄養のある食事を心がけたり、トレーニング以外の時間は毎日筋トレと有酸素をオフの日も欠かさず継続しました。体のケアにおいてもサウナや鍼治療、ストレッチなどやれるすべての事は尽くし、細部にこだわり続けました。この取り組みを怪我から復帰し、継続しました。

そして、試合の日を迎え、緊張する事なく、自分は自信に満ち溢れていました。私はその試合、0-1とビハインドの状態で出場しました。絶対、自分がこの状況で流れを変えてやるという強い気持ちを持って試合に入りました。その結果、自分の武器であるドリブルという形からゴールを取ることができました。この得点の時、私がドリブルをしている時、須貝さんの要求の声や小柏さんの要求の声が聞こえ、正直パスを選択するか自分でそのままドリブルで行くのか迷いましたが、自分はもうこのビハインドで得点しなければいけないという状況、自分の磨いてきたドリブルなら絶対に抜いて、得点できるという自信があり、ドリブルという選択をしました。その結果、得点することが出来ました。
その瞬間、本当にやってきた事は間違えではなかったと強く思ったと同時に本当にここまで関わってくれた人達に目に見える結果で感謝の気持ちを伝える事が出来たと感じました。

私自身、明治大学でのサッカー生活には、まだ心のどこかでやり残した事があると感じています。残り少ないですが、心の底からサッカーを楽しみ、日々直向きに、日々謙虚に取り組み、今まで私に関わってくれた全ての方々に恩返ししたい。

拙い文章ですが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
今後とも、明治大学体育会サッカー部の応援をよろしくお願いいたします。

次回の4年生のブログ担当は、マネージャーの後藤大輔です。真面目で頭がよく、マネージャーと学連の幹事長を務め、常に部の為に全力を尽くしてくれています。
そんな彼の部員ブログを是非ご一読ください。

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小林春稀(4年=東海大相模高校)
商学部 FW。


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