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「証明」4年 佐藤文太

「証明」
商学部商学科 4年 佐藤文太(仙台育英高校)


こんばんは。
今回、部員ブログを担当させて頂きます。商学部4年の佐藤文太です。

まず初めに、日頃より明治大学体育会サッカー部をご支援いただいている全ての皆様に深く御礼申し上げます。

この3年間を振り返ると、明治大学体育会サッカー部は素晴らしい組織だなとつくづく思う。全員がトップを目指し全力で毎日を過ごす。試合に出られなくてもチームのために応援や運営を全力で行う。常に自分に矢印を向け自己成長のために努力をする。一見当たり前のことのように思えるが全部員がこれを体現することは並大抵のことではないと思う。

これが明治の「強み」であり、武器なのである。

では、自分の強みはなんだろう。

自分がサッカー選手として、一人の人間として何を武器にしてどう生きてきたのか。
自分自身のことなのに全くわかってないと思った。

そんな私にも就職活動をしなければいけない時期が来た。半強制のように将来への不安と焦りから始めた就職活動は自分を知る良い機会になった。

強み、弱み、好きなこと、嫌いなこと、人生の選択。なんでも良いからノートに書き出し、何度も深掘りをしていく。事実のみを羅列したノートには自分自身を映し出す鏡のように見えた。

そして、サッカーばかりやっていたなあと感じる。

こんなサッカー人間に価値があるのか。誰が働きたいと思うのか。そんなふうに思いつつも自己分析を進める。そうすると少しずつ自分の経験が強みに変わってきた。

どんな立場でも全力を尽くす犠牲心
試合に出る為に努力する継続力
下級生時に培った忍耐力…

グラウンドでの日常や関係のないように思えた寮での経験が自分の強みになっていた。

そして本気で自分自身と向き合い、悩み挑戦してきた毎日を自信を持って面接官に伝えた。
自分の言葉で伝えることは簡単なことではなかったが、本気で向き合った経験は人事には伝わるという自信があった。この経験から自分を知るという作業がどれだけ大切かを改めて再確認できた。また、就職活動を通して、自分の知らない世の中の常識や、職の重みを学ぶことができ、「仕事」対しての責任感が増した。

この強みを十分に発揮できているかと考えるとまだまだだと思う。これまで明治で培った経験をピッチ内外で表現するために自分自身と向き合い、残りの半年間で成長する。

そして様々な企業の面接官に自信を持って伝えた明治での取り組みの価値を証明するためにも残りのタイトルを全て獲り、結果で証明していきたい。

次回の4年生の部員ブログは同じ商学部の田中克幸です。
前髪の長さと正確無比のロングキックに定評のある彼の部員ブログを是非ご期待ください!

佐藤文太(4年=仙台育英高校)
GK。商学部商学科。

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