見出し画像

「前へ!」4年 山崎稜介

「前へ!」
政治経済学部経済学科 4年 山崎稜介(清水エスパルスユース)


こんにちは。
今回部員ブログを担当する、政治経済学部経済学科4年の山崎稜介です。

まず初めに、日頃より明治大学体育会サッカー部をご支援いただいている全ての皆様に深く御礼申し上げます。

今回のブログでは今思っていること感じていることを率直に書きたいと思います。

サッカー部に入部し、早くも3年半が経過しようとしている。入寮したときは本当にここに人が40人生活していてるのかと寮に衝撃を受けたり、厳しい上下関係の中でとても苦しい思いをした。ピッチ内外において細部まで追求しているこのサッカー部だからこその経験であり、そんな毎日が一年生の頃の自分にとっては日常の景色でさえフワフワと感じるとても不思議な感覚だった。

今年から寮が新しく建ち、立場も最上級生となり一年生の頃に比べ環境が大きく変わった。4年生となり、中学や高校であれば3年で卒業していると考えたら時間の流れの早さを感じると共に、自分自身このサッカー部に何を残せているのかと物足りなさを感じている。

自分には怪我で苦しんでいる後輩、セカンドチームで必死にもがいている後輩の道標になる責任があると思っている。大学での3年間は怪我で何度も苦しく辛い思いを経験し、プレー中もセカンドチームで自分自身の力のなさや不甲斐なさを痛感する毎日であった。しかし自分以外にも怪我で苦しんでいる先輩やサッカーが思うようにいっていない先輩が腐ることなく、自分の為ではなく、チームの為に明治の為に毎日を全力で過ごしている光景を見てきた。そんな先輩方が自分の道標であり勇気をもらっていた。だからこそ次は自分の番だと感じている。トップチームで活躍することでそういった後輩たちに勇気を与えることができると思う。

怪我をしている選手は治療やリハビリに集中したいのに、下級生の頃は仕事があったり、運営や補助学などチームのサポートに回る場面が増え大変だし、同期が活躍している姿なんかを見るととても悔しくて、自分は何をやっているんだろうと辛くなるときがあると思う。自分も補助学でボール拾いをしながら悔しくて泣いたときがあったような、なかったような気がします。でもそんな時間は絶対に無駄ではなく、サポートに回ったからこそ支える人の立場が分かったり、悔しい思いをしたからこそ復帰して自分もリーグ戦に出て絶対に活躍するという覚悟を決めることができる。

また、自分は怪我を通してどれだけ多くの人達に支えられているかを感じることができた。スタッフ、トレーナー、同期、先輩、後輩、病院の先生、家族、友達...。本当に多くの人達に支えられて、期待されて今の自分がいると感じた。その人達のためにも自分が成長した姿をみして恩返しをしたいと思うようになった。そう思うことで日常の考え方、行動も変わるはずだと思う。

どんなに辛いこと、大きな壁があっても諦めずに全力で取り組むことに、成功や失敗に関わらず価値があり、それこそが明治だと思う。
"全員が立場に関係なく、主体性を持って日々全力で取り組む"
明治大学体育会サッカー部の一員としてあるべき姿を追求し、新寮が建ったりと様々な面で変革期である102年目の明大サッカー部を、強いものであり続けるために「紫明」というスローガンの元、前へ!進んで行き、胸を張って次のステージに行けるよう、残りの半年間を全力でチャレンジしていきます。

最後までお読み頂きありがとうございました。
今後とも、明治大学体育会サッカー部へのご声援宜しくお願いします。

次の4年生の部員ブログ担当者は、ファジアーノ岡山U-18出身の太田龍之介です。
彼は同期唯一の関西出身で、いつもボケに対する鋭いツッコミや細長い手足から繰り出されるクネクネと独特な動きで学年問わず笑顔を生んでいます。しかしサッカーになると体格やテクニックを活かした頼れるストライカーでチームを勝利に導いてくれます。そんな龍の熱いブログに期待しましょう!

山崎稜介(4年=清水エスパルスユース)
FW。政治経済学部経済学科。

【過去のブログ】

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?