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シンガポールの経済・政治・トレンドを網羅する1冊の本『シンガポールを知るための65章』

みなさんはシンガポールのことをどれくらい知っていますか?

留学をするときは,行く先の国の情報をインプットしておくと数倍楽しむことができます

今回はそんなシンガポールの知識を入れるのにためになる、私が留学前に読んだ『シンガポールを知るための65章』をご紹介します!

なぜ「シンガポールを知るための65章」を読もうと思ったのか?

留学では、シンガポールの公共政策や歴史変遷を中心とした授業を受けようと思っています。

英語力が十分でない私は、留学先での授業に追い付くのに多大なエネルギーが必要になると覚悟しています。

なので、事前に知識をつけ、土台を作った方が深い理解につながると信じて、シンガポールに関する本や雑誌を気分転換として読んでみよう!と思いました。

そこで、今回は、そんな私にとって1冊目にふさわしい本をご紹介したいと思います。

『シンガポールを知るための65章 第4版』田村慶子編・明石書店

「シンガポールを知るための65章」の魅力とは?

魅力① とても読みやすい
トピックが、書籍タイトルの通り65個あります。それぞれが2~3ぺージで簡潔にまとめて書かれているため、とっても読みやすいです。読書が得意でない私でも、すらすら夢中になって読むことができました。

魅力② 広く浅く学べる
外交・歴史・経済・社会体制など、自分で検索したり、本を探すと時間がかかるよう分野が手軽に1冊で網羅できます。ここから自分の気になったシンガポールの面を深堀してくのが、研究っぽくて楽しくなると思います。

私が1番好奇心を掻き立てられたのは

「第15章 文化政策」というトピックです。

香港と並んで「文化の砂漠」と呼ばれていたシンガポールは、「アートの日常化」を志しアート観賞や活動を増やす計画を実施したそう。日本でも美術館観賞や読書など作品に触れる時間が減っている中、どのような方法で文化政策を行ったのかとても気になりますね。

ぜひ読んでみてください。

初耳なことだらけで本は蛍光ペンの線だらけになっちゃいました(笑)

「シンガポールを知るための65章」を読み終えて

私は節約のため、普段図書館で借りて読んでいますが、この本は常に持っておきたい!と思って購入しました。

それくらい、シンガポールの基礎を掴んでいる本だと思います。

日本から見ると、マーライオンやリゾートなど観光での側面が際立ちますが、シンガポールの歴史や周辺国との関係、法律や現状を知ると、とても面白い国だとますます好きになりました。

日本もこうなったらいいのに~とつぶやきたくなるような側面もありますが、歴史や民族構成が異なるため、適用は難しいと考えさせられます。

シンガポールの独創的で革新的なアイディアを、いかに日本に生かしていくかを留学を通して少しでも見出したいと思えることができました。

こちらの本に2160円を投資する価値は大アリだと思います。

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