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私と彼の出会い


彼は私にとって大切で仕方ないライブの日に、私の後ろのあたりにいたそうです。上のリンクは私がライブの次の日に書いたブログ。

私は背が低くて、たしか5列目とかだったので隙間で壮平さんが少しでも見れるように微調整していた。けれど開演直前に長身の人が目の前に割り込んできて、視界は遮られてしまった。彼はそれを見ていたらしくて、本当に同じ空間にいたんだなって今でも不思議になる。終わってからの出待ちも複数人でしていたのだけど、そこにもいたとか。私の記憶は曖昧だけど、私の紺色のワンピースとえんじ色のニューバランスのことを可愛いと思ったというのも聞いた。服装覚えてくれてるのって嬉しいな。

私はライブが終わってから、Twitterで検索をかけて壮平さんのライブの感想についてツイートしている人を数人フォローした。その中の一人が彼だった。

初めからTwitter上で話が弾んだ。THE YELLOW MONKYの話がきっかけだった気がする。私の母が好きで幼い頃から聴いていたものを彼も好きで、リプライが何十件も途切れなくなってしまったのを共通のフォロワーに指摘されたから、DMでやり取りすることになった。けれど途切れずに毎日続く。お互いの好きな音楽の話とか、なんでもない些細なお昼ごはんの写真を送ったり、送られてくる音楽を聴いたり。いつのまにか私の毎日を明るくしてくれた。毎日彼のことを考えていた。
(でもこのとき私は顔を分かってないので、なんとか会ってみたいなと思っていた記憶がある。)

一ヶ月後くらいに私がライブへ行くタイミングで、仕事の休憩中の彼にCDを貸してもらえることになった。私はまた会うための口実に、ジブリのDVDを持っていった。
たった5分ほど。けれど想像した通りの雰囲気と空気感の彼に最初からそこまで緊張しなかったことをよく覚えている。

そこからもっと距離が縮まって、12月からお付き合いが始まった。この人と結婚するんだろうなとなんとなく思っていたけど、実際に結婚が決まって、とてつもなく嬉しい。人生には偶然の巡り合わせがいっぱいだ。それでも出会うべくして出会ったのだろうか。本当によかった。
彼は私の光。

これからも好きな音楽や、趣味、一緒に楽しめる時間を大切にしたいし、同じものを見て笑って、同じご飯を美味しく食べて、同じ時間を過ごす。二人の家が一番落ち着く空間になればいいな。きっと変わるところもあると思うけれど、そのままでいいところはそのまま、自分たちらしく生きていく。

たくさんの愛をあげるよ、惜しみなく。そんなに大したものじゃないけど。きみのことがずっとずっと大事だからね。誰よりも私が大事にするんだ。

これは彼が告白してくれたところ、のどかな河川敷。