「これ、人生終わるやつじゃん」という2023年7月の雑感
本稿は「これ、人生終わるやつじゃん」と思った、という日記である。
1.「~やつ」という表現に思うこと
「これ、絶対うまいやつ!」という表現に違和感を覚え、野蛮だと思っていたはずなのに、馴染んでしまった今日この頃。
「やつ(奴)」とは本来、「人や生物に対する親しみや侮蔑を表す」名詞であったはずなのだが、「もの」や「こと」などの形式名詞と同様の使い方がなされている。つまり、使用方法及び範囲が広がっている。わたしが知らなかっただけで、方言だった可能性もある。
言語って本当不思議よね~。(とは思うものの、今、研究や文献を調べる気力はない。検索もしたくない)
2.「会社、自宅、寝る」のバミューダトライアングルにはまり込む
さて、本題に戻ろう。2023年7月もすでに半ばを過ぎている。尋常ではない速度でこの2週間は過ぎた。そのうえ、疲れている。
それもそのはず。転職して、新しい職場に2週間。慣れない通勤電車、初めての業務で覚えなければならないことも山のようにある。それだけでなく、35℃を超える日々が続き、日差しもきついし、湿気もある。外を歩くだけで体力が消耗していく。
この1週間は、自分のやりたいことは、何もできていない。そのことに焦りを感じている。
通勤と勤務時間で12時間、朝の身支度や食事、帰宅後の入浴に3時間は使ってしまう。残りは9時間。スマホなどを見ていたら、1時間ぐらいはあっという間に過ぎる。その1時間を有効活用できるじゃん!という風にはならない。疲労困憊なので集中力が必要とされる読書やnoteの記事を書くのはハードルが高い。何もできず、そのままベッドに雪崩れ込む。寝る直前にpodcastなどを流すがほとんど寝落ちなので、はじめの30秒ぐらいしか聞いていないので、単なるWi-Fiの無駄遣い(トホホ)。
睡眠時間は8時間は確保できている、というか、それぐらい寝ないと翌朝までに回復することができない。
この時間の過ぎ去り方、疲労感の強さ。
「これ、人生終わるやつじゃん」と思ってしまった。
「会社」「自宅」「寝る」のバミューダトライアングル(ちょっと違うか笑)に入り込んだが最後、なかなか抜け出せない。これを繰り返していたら、ある日、ぽっくりいってしまいそうな気がする。
20代後半のブラック企業に勤務していた頃の経験が頭をよぎる。高ストレスで、自分のことは何もできず、残業代は支払われず、記憶喪失状態だけれど、きちんと年は取っていた。
3.余暇にやりたいことは6つ
今、わたしが余暇にやりたいことは6つある。(この記事を書きながら、3つから6つに増えた。わたしって欲深いのよね)
①前職で得た知恵やノウハウをマニュアル化して、kindleで出版すること。この1週間は何も作業ができていない。先週までは1日30分ぐらい、ちまちまExcel入力などしていたのだが、それがストップしてしまった。
②英語の勉強をすること。今の職場は、ほんの少しだけだが、英語を使う場面があるので、とにかく会話のフレーズを頭に叩き込んで、自動化するまでもっていきたいのだが、声を出して、ひたすら繰り返す必要がある。その元気がない。
③今の仕事に関連する法律や業務について勉強すること。これは図書館などに行って、関連図書などを一気読みしたいところではあるが、帰宅後は頭が働かないのでなかなか難しい。
④noteの記事を書くなどのアウトプットをすること。日記やアイデアを書き留めたりする作業も、おざなりになっている。
⑤映画館、美術館、図書館などに行って、インプットすること。今の職場だと平日の夜に動くのは難しいと実感としてわかってきた。
⑥1日1時間の運動。これまで週2~3回は健康とストレス解消のため、1時間はウォーキング(ちょっとランニング)をしていたのだが、通勤に時間を取られていることもあり、今はできていない。ただ、運動していないせいで、体に倦怠感が出てきた。これは猛暑と冷房の影響もある。しかし、これは毎年のことなので、「対処しろよ、自分」という感じでもある。
4.そんで、わたしはどう生きるのか
「そういう時期じゃん」と思えばいいのだが、この状態が1年続くのは避けたいところ。「仕事」を理由にして何もできないのはしょうがないのだけれど、後悔するような気もしている。
若い頃は、「いつ死んでもいい。どうでもいいや」と投げやりで捨て鉢だったのだが、今は「確実に死ぬから、やれることはやっておきたい」という心持ちに変わってきた。何かを残したいというよりは、自分が何もしなかった(何もできなかったこと)をうじうじ考えたくないのだ。
それに小さな積み重ねほど偉大なものはない。毎日、少しでも前進できたら、自分がそれだけで満足できることもわかっている。メイク落としのシートで化粧を落とし、歯を磨きながら白目をむいて寝落ちする日々はコリゴリなのよ。
ただ、今の職場は、精神的に緊張はしているものの、ストレス因子はそれほどないし、できない自分も受け入れていきたいと思っている。
時間を切り売りする労働者であることを骨身に感じている。もちろん、労働は大事なのだけれど、同じ後悔を何度も繰り返したくないなとも思う。それにこういう日々を送っていると、いずれ職場が大事にできなくなってくるので、やはり、頭の切り換えができるような時間のゆとりが必要。
とりあえず、1時間でいいから、集中できるよう、気力、体力を回復させて、やりたいことに取り組みたい。
となると、やはり、朝、早起きするしかないのかな、という気がしている。朝の頭のすっきり具合はすごいな、とここ数年実感している。もう、朝が勝負なのよ。(ただ、朝活は「睡眠」という誘惑に打ち克つ必要があり、意外と難しい。脱・三日坊主)
チップをいただけたら、さらに頑張れそうな気がします(笑)とはいえ、読んでいただけるだけで、ありがたいです。またのご来店をお待ちしております!