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汝、偏愛者たれ。

愛、とは放出されるエネルギーであり、
偏愛、とはどこまでも個人の独りよがりにも似たエネルギーの放出だ。

誰にも負けないほど好きなもの、ついつい時間をつかってしまう、
そんな存在はありますか?

私自身こだわりは強い方でモノの好き嫌いもはっきりしているが、
突き詰めて好きなもの、と言われると少し弱いなと思ってしまう。
そんなこともあってか、偏愛的に何かを突き詰めている人をみると羨望の眼差しを向けてしまう。

偏愛=放出したエネルギーは時に多くを巻き込んで、予想だにしないムーヴメントを巻き起こす。
それは時に共感を生み、また時に変革をもたらす。

そして偏愛は双方向たりうる。
熱量を注いだ分、その愛は生活の一部となり、また、自身を形成してくれる。
これといえばあの人。というほど自分らしさへと変貌してくれるのだ。

最近は偏愛マーケティングという言葉も注目されるようになった。
偏愛は消費へと繋がるのである。
テレビ番組の”マツコの知らない世界”、もまさにそういった視点で色々なものを紹介していく。

汝、偏愛者たれ。
一個人としての熱量を注げる先があることでの生活の奥行きが広がるだけでなく、
ビジネスマンとしてもその熱量を起点に仕事を形作っていくことができる。
偏愛はきっと今後も変わらずドラマチックだ。

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