世間の疑問 訪問介護職員が足りていない?男性介護職員が少ないのも原因
先日のこの記事を読んで。
訪問介護は介護職員が集まりません。
何故か?
介護士として10年、特養、サ高住、デイサービス・デイケア、グループホーム、小規模多機能で働いた経験を持つ私でも訪問介護では働けませんでした。
サ高住は確かに個室ですが、訪問介護とは根本的に違います。
特養よりもマシでしょ。と思われがちですが、それも違う。
何が違うか?
それは、他人の家に上がれるかどうか。問題に直面した時に直ぐに助けが呼べて来てくれるかどうか?など、安心安全面の問題もあります。
介護をすれば常に【ありがとう】の言葉が必ず誰からももらえる訳では無いのです。
個室になると何されるか分からないですし。
デイサービスやケアで勤務した方は分かると思いますが、土足のまま上がりたくなる気持ちになるお宅が少なくない現状。
訪問介護で20年近く働いていた方に聞くと、「鞄を開けたらゴキブリが出てきたなんて当たり前」「セクハラにあった」と聞くと、とてもでは無いですが気持ちが動かない。
ただ、サ高住でも個室となるので若い年齢の職員になるほど現状「セクハラ」「お触り」など嫌な経験をする事も多いです。
でも、最初から訪問介護で働いていた方は「慣れればこれ以外では考えられない」との意見もあります。
訪問介護は、最近ではお給料の面もかなり改善されてきています。
訪問介護職員として男性が少ないのも原因かと思います。
今年からこの様に男性が家政婦のドラマもいくつか始まっています。
男性介護職員も増えてきています。
訪問介護ももっと男性職員が増えれば人手不足も解消されるかもしれません。
一人でも多くの方が幸せになれる様に発信していきます。 いつまでも健康で元気で笑顔で過ごせるために。