【怖い話】持ち込み小説
これは出版社で編集者をしているBさんが体験した怖い話。
昔から物書きの登竜門として"持ち込み"という方法がある。
直接、出版社に作品を持ち込んだり送ったりして売り込むことで、今でこそ数は減ったものの、持ち込み作品からキラリと光る新人作家が生まれたりもする。
Bさんのもとにも日々いくつもの作品が持ち込まれてくる。
編集者の中には持ち込み作品には目もくれない人もいるが、Bさんは自身も若かりし頃、物書きを夢に見たこともあり、礼儀として持ち込み作品を一つずつ丁寧に読むのを習慣として