【ザ・獅子座】 MUCC 4人のホロスコープ読んでみた

私が14歳の時から連れ添っているV系ロックバンド「MUCC」の4人のホロスコープを読みました。
この記事を書いている最中、脱退することになったドラムSATOちのラストツアー、残り4公演がコロナにより延期になったお知らせがありました。もうほんとに、どこに想いをぶつけていいのかわからんです。
怒涛の雑誌掲載やリリースを楽しみながら、懐かしみながら、日々４人のムックの尊さを噛み締めています。。。


星読み好きな人は、解釈を楽しんでもらい、星読み初心者には、こんな世界があるのか！と知ってもらえたら嬉しいです。

ホロスコープとは、西洋占星術で扱う、特定の瞬間の天体の位置を示した星の地図のようなものです。個人を占う場合はその人の生年月日と出生場所から示される出生図（ネイタルホロスコープ）を使います。
今回は出生時間が分からないのでハウスは使用しません。（ソーラーサインハウスで出しています）

天体と星座、天体同士の角度にそれぞれキーワードがあり、言葉遊びのように意味をつなげてイメージを膨らませていけます。
私は星が運命を決めるものとは思っておらず、自分や他人を認識するためや前に進む指針を見つけるツールとして使っています。

私も夢烏として人生の半分以上をムックと過ごしてきた身なので、星読みせずとも語れる部分がいっぱいありますが！今回はホロスコープを通して4人の良さを再確認したいと思います。

４人のホロスコープ比較

３人が獅子座生まれで、しかもステリウム（ひとつのサインやハウスに天体が集中している）…ザ・獅子座！
そこに刺激を与える蠍座のゆっけも、火星に獅子座を持っています。

獅子座って、太陽が1番輝く時期に生まれた人。まさにステージに立って他人に夢を与えるような役割の人です。表舞台に立たずとも、人に感動を与えるものを作り出す力を持っています。それは人生をかけて取り組むテーマでもあります。
自分を鼓舞することで成長していけるタイプで、上の者に立ち向かい下の者を助ける兄貴肌な人が多いです。幼少期は自分を大きく見せようと見栄を張ったりグレてしまったりすることがありますが、成長して心と実体のバランスが取れてくると、とても頼れる人になります。ドラマティックさを求める傾向がありロマンチストな面を持ちます。

特にメロ隊のホロスコープが激似。同じ時期に生まれたから似てるのは当たり前なんだけど、さとちは月の位置がポイントで、それだけで他の2人と違った雰囲気になってますね。

リズム隊の共通点は月と角度を取る天体が多いこと。心の複雑さというか奥深さを感じます。

周期の長い土星以降の天体はみんな同じです。世代の特徴として読むことができます。冥王星天秤座は女性の社会進出により結婚観が変わったり、人との関わりがテーマになった時期の生まれ。就職氷河期世代とも言われます。他人との関わりやコミュニケーションのあり方に変化をもたらす世代と言われています。

それぞれのホロスコープ

ミヤ

（AsとMcは不確定なので読まないとして）
太陽と月が他の天体と角度をとっていない「ノンアスペクト」。太陽だけor月だけって人は結構みてきたんですが、両方は稀な気がします。
ノンアスペクトは、その天体とバランスを取る相手がいないということで、孤立していたり、その特長が際立ったり、時に暴走しがちだったりという意味を持ちます。

太陽と月が獅子座でノンアス、孤高の獅子。まさにミヤくんの魅力はここかなと思います。

金星が蟹座であることからは母性のような慈しみの心を感じます。もしくは滲み出る愛嬌が人を魅了するとも読める。ちなみに金星もノンアスペクトですね。（10度以内で考えると太陽と金星コンジャンクションですが）

目立つのが、アウトプットを表す火星が海王星と180度。放出する力がインスピレーションとか幻想的なもの、音楽へと繋がるイメージです。

火星の星座が1人だけ風タイプの双子座（要領よく知識を使える、トレンドを抑えるのが上手い）というのも、リーダーらしくて良いなと思いました。

SATOち

1番ドラマティックで複雑な角度を持ってるホロスコープ。美しいです。

火の星座が正三角形の角度を持っています。これはやる気のままに行動したり熱意を持って何かに取り組むことを、自然とできてしまうようなパワーを表します。時に愚直なほどの素直さを持っています。
ただそういう火の要素が無意識に使える一方、自分で制御しきれないという弱点もあります。

さとちの場合、ここに月と冥王星の180度も重なり「カイト」という複合アスペクトになります。さらに土星、天王星が月と150度の角度を取り、ヨッドという複合アスペクトも持っています。
かなり複雑で、人生を切り開くには頂点の月にかかっている感じがします。

月は無意識や心の癖、または幼少期、女性パートナーなどを表します。月星座の牡羊座は自我を表し、自分が自分であることを強く求めるという意味を持ちます。新しいことを自分の手で成し遂げたい。チャレンジしてみたいという冒険心を心に秘めています。

冒険心を強く持ち続けることができれば、もしくは冒険心のあるパートナーと一緒にいることで、試練はあれど結果を出せると読めます。
水星ノンアスペクトなのがこれまた、らしいなー。頭の中で色々考えて堂々巡りになっちゃったりするんだろうなという感じ。

逹瑯

逹瑯はミヤくんのホロスコープととても似ています。メロ隊2人のホロスコープが似ているというのは、なんとも運命を感じちゃう。

獅子座ステリウムで獅子座要素が強い。
金星太陽が重なっているので、人懐こい感じ。表舞台に立つ人にぴったりな配置です。みやくんと違うのは火星が蟹座なところ。（さとちも火星蟹座ですね。）
このタイプは怒りをストレートに表現するのが苦手で、内側に溜め込んで悲しみに変えちゃう人が多いような気がします。あとは身近な人を卑下されると怒るとか、家族思いな感じ。ノンアスペクトだから余計、溢れるパワーをどこにぶつけるのか迷子になることがあるかも。一回スイッチ入ると豹変するような怖さも感じます。

月水星が重なり、おしゃべり大好きでアイデアもよく出る人。緩くキロンが90度なのは、良くも悪くも、心に爪痕を残す人…って感じかなぁ。
偏りはあるものの際立つ部分はステリウムくらい。（獅子座多いから個性にならない笑）割とあっさりしたホロスコープ。

生年月日を詳しく知りたいところですね！そこが分かるとエネルギーの矛先がどこに向かうか、というのが読めるのです。

YUKKE

ムック唯一の蠍座。
心に決めたものをとことん突き詰め愛し抜くような星座。派手な行動は好まないけど心の中は割と激しい感じ。結構、可愛いもの好きな人が多い気がする。（こう書いてるとミヤくんも蠍座っぽいなと思う）

それが傷や癒しを司るキロンと対になっているので、ムックの人だなー！って感じです。ムックってキロンだよ。傷やジレンマであり、それが癒しなのだよ。

マイペースな牡牛座の月に火星、土星、天王星となかなかパンチの効いた星たちが角度を取っており、ユニークな人格を表しているように見えます。
突発的に何か始めたり、熱血になってみたり、でも自制心が働いてどこか抜けきれなかったり。て感じ。そこが良さだったりするんです。意外性を生み出す力みたいなのを感じます。

獅子座は火星にひとつ持ってます。他の3人よりも、スイッチのオンオフがはっきりしているようなイメージ。
金星水星が射手座で木星と90度ってのも面白い。海外とかファンタジーとか、遠い世界に興味が向いていて、そこを語り出すと止まらない感じ。言葉にできなくて感情が爆発することがあるかも。

今後の４人について占ってみる

歳をとるにつれ派手さより、シンプル感が増していく星周り。
雑なものが取り払われて整然とした雰囲気。テクニカルで隙がないパフォーマンスとか。柔らかさを持ちつつ洗練された空気感というか。そんな気配を感じます。白い衣装が似合う。

…というのは全員がもつ土星乙女座から読んでます。逆に若いうちはここが苦手ポイントだったというようにも読めます。
元々がルールから外れたことやってるとか、ヴィジュアル系っぽくないとか、物珍しさで注目されてきた人たちだけど、長年バンド見てきてここ近年メキメキとスキルが上がっているように感じるんです。もっともっと音楽の進化を見せてもらえそう。
ムックって音楽の良さは勿論なんだけど、この4人のキャラクターの絶妙なバランスが一番の魅力だと思っていて、ここからさとちが抜けて違う人が加わることでどうバランスが変わるのかが、寂しくもあり、たのしみでもありますね。

さとちはムックを抜けて、もしかしたら表舞台には出てこないかもしれないけれど、それでもみんなをワクワクさせるようなものを創り続けてくれると思います。さとち自体が愛される人柄だから。メディア系得意な人と組んでYouTube進出したら人気出ると思うんだよね。ナスDみたいに波瀾万丈なことやって、こいつバカじゃん！ってみんなを驚かせて欲しい笑
どんな道に進んでもさとちは変わらず愛されキャラなんだろうなーと思います。ひとりで抱え込まないように、心の支えになる強力なパートナーと共にいてほしいなと願っています。
（2023年追記→ 脱退後もメンバーと近い位置で、ジムインストラクターとしてメディアにも出てくれることになりました。メンバーもさとちの話をしたり、ラジオ番組のゲストとして呼んだりもしています。もう姿が見られなくなることも覚悟していたから、とても嬉しい！）

この記事を読んで少しでも4人の繋がりを感じてもらえたら幸いです。
MUCCと夢狂、すべての夢烏に幸あれ。