見習い占星術師の忘備録②星座(サイン)の覚え方
↑の続きです。
ホロスコープを構成する
①天体②サイン③ハウス④アスペクト
のうち、前回は天体を私なりに解説しました。今回はサインを解説していきます。アスペクトにも触れていきます。
サインを構成する3要素
サインとは、360度を12等分して星座の名前をつけた区分けのことです。
牡羊座エリア、牡牛座エリア、みたいな感じです。
実際に空にある星座とは別物と考えてください。
サインは
3つの区分、4つのエレメント、2つの陰陽
3種の要素をそれぞれ一つずつ持っており、この組み合わせでサインの性格を把握することができます。
天体=人物、サイン=衣装と覚える
3区分はサインが持つ思想の傾向を表します。
そして思想は、行動があることではじめて機能します。
動かないもの(衣装)がサイン、動くもの(役者)が天体。と私は覚えました。
活動宮は、季節の始まりのサイン。
ゼロから生み出す力。
まず自分から動く。考えるより行動したいエネルギー。だから、動きやすいスポーティな服かラフな格好のイメージ。
不動宮(固定宮)は、季節の盛りのサイン。
生み出されたものを維持する力。
自分の軸からブレず、結果を出して拡大していくエネルギー。
だから、落ち着きと威厳を感じる、着物が似合いそうなイメージ。
柔軟宮は、季節の変わり目のサイン。
共感、同調する力。
他人に合わせて柔軟に自分を変えるエネルギー。
だからTPOをわきまえる。キレイ目カジュアルの無印衣料が似合いそう。
エレメントはポケモンのタイプに似てる
火、土、風、水の4要素があります。昔はこの4つの要素で世界が構成されていると考えられていました。
ポケモンと違うのは、エレメントを指す物質そのものに縁があるわけではなく(火に縁がある、水に縁があるとかではなく)火のように熱い心、水のように同化する感情。というように象徴として扱われるところです。
火はアツさ重視。ぶつかる力。
スピリットを大切にする。素直でまっすぐな心。たまに攻撃的。ぶつかることで生き生きする。
風は情報重視。拡げる力。
感情を伴わない情報を巧みに扱い拡散する。固まったものをフラットにする。ルールに縛られず個人としてありたい。
この二つは陽陰のうちの陽(男性)側で、外に向かっていく力です。
土は体験重視。固める力。
情報に翻弄されず、実際に感じたこと、体験したことを信じる。マイペース、マイフェイバリットを持っている。だからどこか頑固な一面がある。腑に落ちればとても素直。
水は感情重視。魂の浄化を目指す。
心優しい、他人に共感して同調する力。共感力が強いあまり、優柔不断なところや、関わる相手によっては非道徳になることも。
この二つは陽陰の陰(女性)。内側に向かい受け止める力です。
この陰陽、3区分、4分類がそれぞれのサインに割り当てられています。
3区分と4分類からサインの傾向を見る
区分は上に書いた通り衣装の種類、分類は色で分けてみます。
サインにはそれぞれルーラー(ルール付ける天体。支配星ともいう)があり、ルーラーはそのサインに近い性質を持っています。
服で例えると、この服(サイン)はこの人(ルーラー)が1番似合う!という感じ。
なので今回はルーラーにそのサインの衣装を着せてみました。↓
なんとなく、これだけで12のサインの傾向が見えてくると思います。
次回、サイン同士の関係性から、各サインの特長について詳しく書いていきます。
つづきはこちら
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