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連載企画「上勝阿波晩茶のはなし。」①

徳島県山間部の一部のみで生産される阿波晩茶🍵🍃
今年、乳酸菌発酵させる珍しい製法が評価され、国の重要無形民俗文化財に指定されましたね。
そんな伝統のある阿波晩茶を未来に残そうと、『一般社団法人 上勝阿波晩茶協会』さんはさまざまなプロジェクトを計画・実施しています。

その名も『上勝阿波晩茶を未来につなごうPROJECT』🍃

めぐる、編集部もそのプロジェクトの一員として、いろいろお手伝いしております。
『めぐる、』の4号目から『上勝阿波晩茶のはなし』という企画を連載中なので、よければご覧ください♪

さて、
プロジェクトの一環として、上勝阿波晩茶を製造する際に使う桶のオーナーになれる制度を設けられています。
1桶に漬け込んだ茶葉を丸ごとオーナーになるプランや、その一部をシェアするプランがあり、
ほしい時に茶葉がすぐ入手できることに加え、茶摘み・茶作り体験もできる制度です。


めぐる、編集部も、その“桶オーナー”。

春に茶摘みを行う緑茶とちがい、晩茶の茶摘みは夏。
先日、ギリギリ台風前の8月8日(日)に、茶摘みに行ってきましたよ。

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茶畑を提供し、茶摘みの指導をしてくれたのは上勝阿波晩茶協会会長でもある『髙木晩茶農家』の髙木さん。

協会事務員である地域おこし協力隊の松本さんと、移住者で『しのぶちゃんの晩茶屋』というセレクトショップを営む八木さんもサポートしてくました。


雨予報でしたが、めぐる、事業部長のハレ女パワーで晴れ時々曇り、所によりほんの一瞬にわか雨🌤☔️
陽光が燦々と降り注いでいましたが、湿度は低く、風は爽やかで気持ちが良かったです。

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めぐる、編集部は女性4人・・・。1桶をいっぱいにするには30kgの茶葉が必要・・・。
黙々と摘みました・・・摘みまくりました・・・・・が、1時間半で5.6kg・・・。軽く絶望(笑)
けれども!役場のお姉さんや地元の青年団の方々が早朝から摘んでくれており、あわせて何とか午前中に30kg摘むことができました😂

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茶摘みの合間は、上勝阿波晩茶で休憩しました。徳島市内でもなかなか手に入らない上勝阿波晩茶が飲み放題(笑)。
自然を眺めながら、お菓子もいただく・・・なんて最高

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茶摘み後は30分で茶葉の剪定です。
普通は半日かかるそうですが、体験ということと参加人数が少ないということでサッと済まさせてもらいました。
(裏でボランティアさんが丁寧に剪定してくれてました(笑))

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お昼休憩は、上勝開拓団さんが作った“麻婆豆腐丼”か“冷やしタンタン麺”をいただきましたよ!
団長さんがスパイスにこだわり中ということで、どちらもスパイスが利いてて美味しかったです💓

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午後からは茶葉を茹でて殺菌し、

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茶すりをして発酵しやすくし、

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擦った茶を桶に入れて杵でつく。
この作業がほんと過酷!!(特に4人だと!!)
「これを手作業で夏場に毎日行っている阿波晩茶農家さん、ほんますごい!!」
あらためて、上勝阿波晩茶がどんな貴重な発酵茶か思い知らされた気がします。

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桶ぱんぱんになったら、重石をのせ「めぐる、」桶が完成~🤗
3週間ほど漬け込みます。
茹で時間とか、擦り具合とかで味が変わるそうなので、どんな味わいになるか楽しみです。
(髙木さんの晩茶は雑味がなくすっきりとした味わいなので、そうなってたらいいな~)

この日、めっちゃくちゃお茶飲みながら作業しましたが、全部汗で流れていきました~(デトックス~)
次の日はもちろん、筋肉痛です(笑)

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