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めぐる、3号/紙で伝える 「ビッグひなまつり」 こぼれ話

『ビッグひな祭り』に来る方のために、全国から来るおひなさんのために……。

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心を込めて一つひとつ飾り付けているのは、阿波勝浦井戸端塾のみなさん

みなさんはビッグひな祭りがどのように準備され、運営されているかご存知ですか?

「もう使わないから」「ずっと押し入れに入れたままだから」と、日の目を見なくなってしまったひな人形が、勝浦町にある人形文化交流会館に全国から送られてきます。

それらのひな人形は、まず地元の神主さんによって丁寧に供養されます。そしてビッグひな祭りの時期になると、町のいたるところにひな人形が飾られるのです。

「長い間、押し入れの奥でじっとしとったおひなさんがもう一度日の目をあびると顔が輝いとるような気がするわ」とは、井戸端塾の理事長を務める稲井 稔さん。

勝浦町で高校教師を務めていたため、いんなから「稲井先生」の愛称で親しまれています。

同じように見えるひな人形でも、実はそれぞれに顔つきが違うと言います。そして、ビッグひな祭りのようなイベントで人の目に触れさせることで、一段と表情が明るくなると言うのです。

「なんかかわいく見えてくるんよ」と愛おしそうにひな人形を見つめる先生。

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井戸端塾のみなさんが2カ月という時間をかけ、一段一段飾ったビッグひな祭りの裏側は「めぐる、3号」の「小さくて美しい日常の物語」でも綴っています。

今年、初の試みでひな人形のライトアップもされるそうですよ。ぜひ、美しいおひなさんの顔を見に行ってみてください^^

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