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人の悪いところを「本性」だと思い込んでる人とは一緒にいない方が良い【story13制作秘話】

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今回は第13話「年下の男の子 ―SACHI―」の制作秘話です。
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よかったらお手に取ってみてください♪



ストーリーの見どころ

さっちゃんは、友人の紹介で出会った6歳下の男性に恋をする。
2回目のデートで告白され付き合うも、すぐにふられてしまう。
・別れる理由はたった一つ
・人の悪いところを本性だと思い込んでいる人とは、一緒にいたらキツい


別れる理由はたった一つ

——正直に、言えばいいのに。
冷めた。たったそれだけでしょう?
もしくは、最初からそんなに好きでもなかったのかもしれない。

この話の1シーンです。
彼は「結婚を考えられない」と別れを切り出し、その理由をいくつもあげていきます。
自分は結婚したら女性には専業主婦になってほしいが、さっちゃんは仕事が好きだからとか、自分はあまりお酒を飲まないけれどさっちゃんはお酒が好きだからとか。
それに対して「私の幸せはショウちゃん(彼)と一緒にいることだから、仕事もお酒もやめられる」とさっちゃんは言い返します。
それでも頑なに別れるという姿勢を崩さない彼。

別れって色んな形があると思いますが、結局のところ、どちらか(もしくは両方)の描く未来にその人はいないってことなんじゃないかな。

今回の話だと、さっちゃんは彼とこれからも一緒にいたいから、仕事もお酒も今の生活も、変わるのが当たり前だと覚悟していました。
対して彼は、「話し合い」や「歩み寄り」をすっ飛ばして「別れ」を既に決めています。
もしこれからもさっちゃんと一緒にいたい、しかしそれには不安や不満があるなら、別れを決める前に一緒にいようとする努力があるんじゃないかと思います。


人の悪いところを本性だと思い込んでいる人とは、一緒にいるとキツい

別れ話の一悶着の末、やはり彼は折れず、さっちゃんの本性が見えないと突き放します。
一連の流れを女子会で聞いていたショウコは
「彼に好かれたくて頑張ってたさっちゃんも、本当のさっちゃんだよ。猫かぶってても、気を使ってても、それが本性だよね」
と言います。
これは私自身が今まで色んな人と関わってきて、感じていることです。

人の悪いところ・汚いところ・ずるいところ……マイナスの部分を「本性」だと思っている人と一緒にいると、そういう部分を探し続けられます。
プラスの部分は逆に押し殺されてしまうような。

私にとっては、あまり良い人間関係を築けそうにないなぁと思ったので、こういう人とはなるべく距離をあけるようにしています。



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