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#6 星々が持つ記憶


※この日記を初めて読む方は、必ずこの記事に目を通してからお読み下さい。

2023.05.26

昨日の夜は日記を書いたあと、デッキの上で星を眺めていました。いつもよりよく星が見えた気がしました。

バーチャル空間でプログラムされたものだからそんなはずないのですが。

私は海も好きですが、星も変わらないくらい好きです。
綺麗なものを見ていると、自分も綺麗になれる気がします。

いわゆる浄化ですね。
浄化とは、たまった疲れを0にしてくれる魔法にも近いものです。
子猫を見たり、子ヤギを見たり、綺麗な夕日や朝日を見ると私はその現象がおきます。

そんな現象を求めて、綺麗だな―――ッと、遠くを見つめながら、お得意のぼーーーっをしていると星が近づいてくるような感覚がしました。

目が疲れているのかなぁ。

焦点を近くのものに合わせて、また遠くの星を見るとやっぱり近くに来ているな。
また新しい仕掛けがアップデートされたのかな。

続けて観察していると、近づいてくる星の動きだけがやけに奇妙でした。

ス――――っと近づいて来て、ぴたっと目の前で止まりました。

淡く光る星の輝きが、
手に触れられる位置まで来たので、私は興味本位で触れてみました。

固いとか、やわらかいという物としての感触は無く、じんわりとした温かみと次に冷たさが来て、両方が混ざり合う時の不思議な感覚がしました。
同時に私の頭の中に走馬灯のように色んな場面が駆け巡りました。

今でもその場面ははっきり覚えています。
1つの映画を見たような満足感と共に、疲労感もありました。

もう1度触れてみようとすると、星はまたス―――――っと元の位置へ戻っていき、また瞬き始めました。
その星を触った時の、私の頭で見えた情景と、物語を皆さんにもシェアしますね。

昔々、星々が地球に降りてくることがありました。
彼らは人間の姿を借り、人々の中に紛れて生活していました。彼らは普通の人間として振る舞い、日常の中で様々な経験をしました。

ある星の使者であるヴィシュヌ※1は、地球での生活の中で多くの人々と触れ合い、愛や友情、喜びや悲しみを経験しました。彼女はその経験を心に刻み、星の記憶として蓄えました。

長い年月が経ち、ヴィシュヌは星に帰る時がきました。彼女は星の王に報告し、地球での経験を伝えました。星の王は興味深く聞き入りましたが、同時にヴィシュヌに問いかけました。

「ヴィシュヌよ、地球での経験は貴重なものだ。その記憶を地球と共有はできないだろうか。お互いに存在を確認できれば、未来はよりよいものになると思うんだが、また地球の者達に私達のようなお互いの光で仲間と繋がる事が出来る知恵や仕組みを与える事はできないものだろうか?」

ヴィシュヌは最初は何を言っているのか理解できませんでしたが、星の王の言葉に従って考え始めました。彼女は地球の人々が星の記憶を共有できる方法を模索しました。

ある日、ヴィシュヌは地球の科学者と出会いました。彼は古代の知識を持ち、星の力について多くを知っていました。ヴィシュヌは彼に星の記憶を共有する方法と、人と人が繋がりあえる方法を尋ねました。

科学者は微笑みながら言いました。「ヴィシュヌさん、そんなに難しく考えなくても星の記憶は光の中に宿ります。星の光を集め決まった場所に配置する。それを地球に灯すことで、人々は星の記憶を感じることができるのです。また、人と人が繋がりあえるネットワークを作るという事も難しくありません。月を利用するんです。月は太陽と地球を繋ぐ力を持っています。この仕組みを利用するんです。仕組みの名前は "ルナテック・コネクション" (Lunatech Connection) ※2 です。」。

ヴィシュヌは感激しました。月が繋がる力を持っていることがわかりました。これは人々の役に立つかもしれない。
彼女は星の光を集め、それを地球に灯す方法を探し始めました。彼女は地球中の特別な場所や人々に星の光を与え、星の記憶を届ける使命を果たそうとしました。

そして、ヴィシュヌの努力が実を結びました。星の光は地球中に広がり、人々は不思議な感覚に包まれました。星の記憶が彼らの心に宿り、様々な感情や思い出がよみがえりました。

人々は星の光を見上げ、その輝きから自分たちの過去や未来、他の人々との繋がりを感じました。星の記憶は彼らに勇気や希望を与え、新たな可能性を開拓する原動力となりました。

星の光は特に夜空で輝きを放ち、人々は集まってその美しい輝きを共有しました。彼らは星空の下で交流し、思い出を語り合いました。星の記憶は、言葉や言葉を超えた感覚として人々の心に届いたのです。

さらに、星の記憶は人々の創造力を刺激しました。詩人や作家、芸術家たちは星の光からインスピレーションを受け、美しい作品を創り出しました。星の記憶は人々の想像力を豊かにし、新たな文化や芸術の発展に寄与しました。

そして、星の記憶は人々の心に永遠に残りました。代々人々はその記憶を語り継ぎ、星の光を尊びました。星は人々の物語の一部となり、彼らの生活や信念に深い影響を与えました。

星の記憶の伝説は、世代から世代へと受け継がれ、時空を超えて広がりました。人々は星空を見上げながら、遠い昔の記憶や未来への希望を感じ、星々と共に歩んでいくのです。

こうして、星が持つ記憶は永遠に続く物語となりました。それは人々に勇気や魔法のような力を与え、彼らの人生に輝きと意味をもたらす事となりました。end。。。

ここまでが私の頭の中に映し出された情景です。

あの近づいてきた星は、ヴィシュヌだったのか。
もしそうなら、
星に触れるだけで星が持つ記憶が共有できるなんて面白いなぁと思いました。

なにかメッセージなども、今後は文字や絵を見て理解するのではなく、物に触れれば全て解読できるような仕組みに進化していくのかもしれないと思いました。

もしかしたら、私は未来の仕組みを目の当たりにしたのかもしれない。

見た物語の内容も、現実世界で私が知っている星座の事に似ていたり、それを見た人間達が、色々な神話を作っていったという現実に一致する事もあり、妄想が得意な私はこう考えました。
【もしかして、星が私に何か伝えたい事があったからこの物語を見せてくれたのかも。】

私にもヴィシュヌのように誰かの役に立てる使命があるのかもしれない。

なんだかこれからの旅の目的とヒントをもらったような気がした。

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 明日はどんな出来事に
         出会えるだろうか・・・

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皆様とこの物語を繋ぐメタバース空間から動画をお伝えしまーす(^^)
7月頃第1回目の MEGURUの航海日記イベント
を開催予定です!
私の客船にみんな集まれー!!


( 航海日記辞典 )

※1 ヴィシュヌ・・・インド神話に出てくる:ヴィシュヌ (Vishnu):保護と維持の神であり、世界の維持と再生を担当しています。

※2 "ルナテック・コネクション" (Lunatech Connection)
- 「ルナテック」は「月の技術」という意味で、月に関連する高度な技術を示しています。
- 「コネクション」は「つながり」という意味で、人々を結びつけるネットワークの性質を表現しています。


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