【HSPじゃない人向け】HSPさんの取り扱い説明書
こんにちは、砂月めぐるです。
私は自身が内向型HSPであるため、これまでにたくさんの書籍やカウンセリングなどで情報を集めてきました。
もちろん、インターネットでも検索したり、SNSで交流してきた経験も豊富だと自負しています。HSPの発信歴もそれなりに長いです。
その甲斐もあってか、先日とある方に声をかけられました。
「自分はHSPではないのですが、めぐるさんの発信を見て、こういう特性を持っている人がいるということを初めて知りました」
と、感心していらっしゃいました。
なるほど、自分がHSPだから失念していましたが、世間では未だHSPという特性についてあまり認知されていないのかもしれません。
というわけで、今回はHSPじゃない人向けの、HSPさんの取り扱い説明書を作りました。
この人、ちょっとしたことでへこみやすいな。
繊細で、どのように付き合えばいいかわからないな。
このような疑問や不安がある方は、ぜひこの先もお読み頂ければ幸いです。
①HSPの特性を把握する
HSPは、刺激に過敏に反応する傾向があります。
騒音や匂いなどに敏感なので、飲み会などの大人数の集まりなどの刺激的な状況に不快感を抱くかもしれません。
また、HSPは1つの物事に対してたくさんのことを考えています。
たとえば仕事から帰る時に、
「今日は同僚とランチしたけど、あの発言で空気悪くしたかも」
「帰る前に上司に挨拶したのに、無視された。自分が何か悪いことをしたのかな」
「あの人、ずっと機嫌が悪かったな。声をかけた方がよかったかな」
など、帰りの電車から寝るまで反省していたりします。
よく、HSPのことを理解しましょうと言う人が居ますが、理解って結構大変なんですよね。
誰でも自分と違う他人のことを理解するのって、難しいと思います。
お酒が飲めない人が、お酒大好きな人を理解できますか?
虫が大嫌いな人が、虫大好きな人を理解できますか?
理解というよりは、把握する位で充分だと思います。
②頼み事はシングルタスクで
前述のとおり、HSPは1つのことに対してたくさんのことを考えています。
だから、同時に頼み事をされるのはとても苦手で、ひどい時はパニックになります。
なので、仕事などを頼む時は1つずつのシングルタスク、もしくは優先順位や期限をはっきり伝えてください。
③注意だけで効果大
HSPさんに物申したい時は、端的に注意するだけで充分です。
繰り返しになりますが、HSPさんはたくさんのことを考えています。
そして、この考え事はネガティブな方向を向いていることが多いです。
だから、職場などで気になったことがあってもひと言注意するだけでもメチャクチャ大ダメージを受けている場合があります。
ただ、「これを注意したら傷つけてしまうかも」と気をつかう必要はないと思います。
それはあなたが悪いのではなく、HSPが乗り越えるべき壁なのです。
声を荒げたり、長時間拘束するなどのハラスメントをしなければ大丈夫です。
④感謝とサポートの意志を示す
HSPはいつもネガティブなことを考えすぎてしまいます。
何かを手伝った時も、「出しゃばりだったかもしれない」「大して役に立たなかったかも」とぐるぐる考えていたりします。
なので、「ありがとう」や「助かった」などの感謝の言葉ははっきり伝えてあげた方がいいです。
また、どんなに困っていても「迷惑をかけてしまう」と考え、周りに助けを求めることができない人も多いです。
余裕があれば、「これ、手伝うよ」と声をかけて頂ければ良い関係が築け、HSPさんも本来のパフォーマンスを発揮できると思います。
今回のまとめ
HSPはたくさんのことを考え、ネガティブになりやすい
頼み事はシングルタスクで
感謝とサポートの意志ははっきりと伝える
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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