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三浦春馬ーNight Diver についてもう一回気づいた

 noteで初の投稿をして、使い方と言えば投稿することだけしか知らなかったのに、突然トロフィーの図が出て、たくさんの方に読んでいただいている、ということを知ったnote初心者のピノです。読んでいただきまして本当にありがとうございました。春馬くんのことをただただ熱量を持って語っています。でも本来の私は、そう固い人間ではなく、興味あることに目を向けつつ、ただ今は春馬くんの作品に触れる日々です。これからもポツポツと綴っていきますので、どうぞ宜しくお願いします。

 ということで本題です。今日は短いです(笑)。

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 カネ恋の第2回目が終わった。

 ハッキリ言って、ハッキリ言わなくても、三浦春馬の演技は素晴らしかった。 大体、彼のドラマを見る時に、彼の動きを食い入るように見るということは、今までなかったから、やっぱりすごい人なのだと改めて認識する。

 でも春馬君の演技を玉ねぎの皮を一枚一枚はがすように、記すのはもうちょっと後にしようかなと思う。だって、作品が終わらぬうちからそれをされると、きっと恥ずかしいよね、春馬くん。語りたいことは山ほどあるんだけれど。

 ということで、今朝は、というより、今朝も「Night Diver/三浦春馬」を聴きながら出社した。以前、rock’in on の音楽文で「Night Diver/三浦春馬」について投稿させてもらった。


 その時に、色々つづったのだが、最近「Night Diver/三浦春馬」に触れた他の記事で、そうそう!と私も感じた!ということがあった。今になって気づくなんて、私もまだまだだ。

“ラストソング”『Night Diver』に見えた三浦春馬の勇気と美しさ―近田春夫の考えるヒット ↓↓

 文春オンラインの記事なのだが、敢えて「ラストソング」とするのは、ファンとしては悲しくなるのでやめてほしいのだけれど、それはまず置いておいて、近田氏は「Night Diver/三浦春馬」のMVを見て、“情緒的な形容”としての“デジタルな質感”と評していた。確かに、私もこの曲を初めて聴いたときにデジタル?テクノ?みたいな、要するにコンピューター的香りがプンプンする、けれど、決して冷たくない音楽だと思った。デジタルって過ぎると無機質になってしまうし、それをすべて味ととらえる音楽もあるのだけれど、かと言ってデジタル要素が見え隠れ程度だと中途半端で、もうちょっと温度入れる方に舵を切ってよ、と思うから、塩梅が難しいな、といつも思っていた。

 だけど「Night Diver/三浦春馬」に関して言うと、とにかく塩梅がいい。ビートの刻み方とか、音の重ね方とか、そこに規則性がある気がするけれど、無機質とは感じないし、むしろラムネ菓子のような甘くてちょっと切ない清涼感を感じたりする。それはなぜかと考えてみると、おそらく春馬くんの声から来るものに他ならない。一言で言うなら「艶」とか「色気」だ。あ、二言になった。

 元々春馬くんの声の魅力に一つに高音域がとてもきれいというのがあるのだが、まずそこから醸し出される色気が一つ、でもそれだけじゃない気がして繰り返し聴いてみた。春馬くんはとにかくこの楽曲では言葉の置き方がすごくいきれいなのだけれど、それは文末の言葉の置き方が丁寧で美しいということ、なおかつ、言葉の母音の歌い方がとてもきれいなこと、そして多分本人は全く意図していないと思うのだが、母音の「a」と「e」の言葉に、時々とても色気を帯びるのだ。例えば

(分かりやすいために全て平仮名にしました)


とじうつるせか

そこにきみいるならば

もういっそこのままでいい

いつでもれられな

あしたになればおさまるような

むねにつきささるとげのゆく

んふりしてみいようにして きづいたらもどれないようなきがし

きのうもおなじことかんがえ っきょくこんなよるすごし

でもいやなかんじじゃ (Night Diver/三浦春馬 より引用)

 是非イヤホンで聴いてもらいたいのだが、個人的な好みもあるし、全部の「a」と「e」ではないけれど、とにかく艶っぽい。これに文末の言葉の置き方と、母音の美しい歌い方が重なり、それを意識して聴いてみると、言い方が合っているかわからないが、色気が爆発している。デジタルっぽい音楽にこれらが加わることで、ベクトルは方向を変えて、心地いいグルーヴとともに春馬くんの言う「エモさ」へと変色する。ああ、尊くて、エモいよ、春馬くん。

 何という才能の持ち主なんだろう。歌もこんなにうまいし、演技もうまいし、踊りだってかっこいいいし、何回も言うが、すごい人なんだよ、三浦春馬って人は。やっぱりカネ恋第2話のことを語りたくなってきたけれど、勝手に春馬くんの歌の色気についてをここに記して、今日はこの辺で終わります。「Night Diver/三浦春馬」について、玉ねぎの皮をはがし切ってしまったけれど、春馬くん、許してください。