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GODIVA(ゴディバ)に学ぶ顧客体験

ご訪問先に持っていくお手土産品。毎回結構悩みませんか?

先方の従業員数(or部署の人数)などを確認して、女性が多ければ、甘い系にしようかな?とか、男性メインであればボリュームあるものにしようかなとか。でも予算もある、高すぎるのは厳しい、とか。

あくまでもお気持ちなので気にしすぎてもいけませんが、専門店のものや珍しいものを持っていくと、リアクションも大きく結構嬉しかったりします。

でも手土産を選ぶ余裕がない時もあります。そんな時、頼りにしてしまうのがゴディバ。選ぶ理由は顧客体験の良さあります。

個数バリエーションが豊富

定番のゴールドセレクションは、7、8、10、12、20、35粒入り。他の商品でも、様々な個数のバリエーションが存在します。

これが意外と助かる。個数分を適切に用意するのって難しいんです。
10個入の商品しかないお店の場合、50名分必要だと10個入を5つ買う必要があります。お渡し先によっては、100個超必要な場合もあります。

色々な専門店を見てきましたが、個数バリエーションの多さはトップクラスだと思います。

引用:GODIVA公式

在庫が豊富

急遽決まった日程。お渡しの前日にお土産を買うこともしばしば。
専門店では在庫を多く用意してなかったりするため、購入できないことも多いんですよね。でも、ゴディバは在庫が豊富。安心感あります。

接客レベルが高い

接客が丁寧なのは当然ながら、電話での在庫確認もスムーズ、試食のご用意もあったり、商品の質問も的確に回答してくれます。

以前、自由が丘店に行った際に、店員さんにお渡し日をお伝えしたところ、「その日は雨の予報なので、パレットカバーも入れときますね。」と、先のことを考えて対応いただきました。

ゴディバの写真

抜群の知名度

ゴディバと聞けば、「高級チョコレート」。
高級チョコレートの先駆け的存在でもあるため、その知名度は圧倒的です。
もらって怪訝な顔をする人は皆無です。

最近ではコンビニでコラボ商品も見ることが多く、知名度の高さは、美味しさは元よりマーケティングの上手さもあるのかなと感じます。

良質な顧客体験とは

良質な顧客体験は、ユーザーに意識させず、自然と満足度を上げる体験のこと、だと考えます。振り返ってみて、そういう体験が多いと感じました。だから手土産を購入しようと思った時、自然とゴディバを選択肢に入れているのでしょう。

WEB開発やUIデザインにおいても同じことが言えます。
例えば、ロード時間(待ち時間)のUIはどうするか。
スピナー?プログレスバー?どっちでも良い?どっちもいらない?
細かいですが、しっかりと使い分けが必要です。ユーザーもどっちがどうだって意識しないことがほとんどでしょう。でも、意識しないところで受け取る印象は変わってくるのです。

的場 堅太 / メグリア株式会社 代表取締役
1988年生まれ、宮崎県出身。Webプログラマー。東洋美術学校Webデザイナーコース元非常勤講師。中学時代にHP作成を触り始め、Web畑はかれこれ20年。Webプログラマーとしては10年超。設計・開発、デザイン、PM、営業まで何でもやります。好きなものは、漫画、アニメ、映画、バスケ、MLB、将棋。



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