【社会人留学】ホストファミリーとホームステイ

現在お世話になっている私のホストファミリーを紹介します。
私のホストファミリーはリタイアした老夫婦です。

■ホストマザー
・名前:Susan(愛称:Sue)
・年齢:76歳
・週に一度ナニーの仕事をしている。料理上手。

■ホストファザー
・名前:John
・年齢:80歳
・すでにリタイアしているが今でも建設の仕事の依頼を受けている。

■猫
・名前:Pepe
・年齢:12歳
・性別:雄

今回のホームステイはエージェントを通して手配しました。
特に家族の形態について希望は伝えていませんでした。
学校が近ければそれでよかったので。

ただ、エージェントから70代、80代の家庭に行くというホストファミリー決定の知らせをもらったときは驚いた。
うっすら子どもがいる家庭がいいと心の底では思っていたのかもしれない。
そして今回の留学で私がHealthcareのコースを受講するからこの家庭だったのか、受講前から介護経験を積めということなのか、なんて失礼なことを考えていた。

ホストファミリーが決定したので早く挨拶しなきゃと思っていたところ、Sueからメールが届いた。
その内容は、

私たちは年齢的には若くはないが、Johnは今も小さなクライアントを抱えて仕事をしているし、私もガーデニングとナニーの仕事をしている。さらに私たちはロックンロールダンスのクラブに入っていて、毎週月曜と木曜、隔週の金曜日は踊りに行っているの。
私たちには4人の子どもと9人の孫がいて、週末には孫が所属しているネットボールとサッカーの試合を見に行くからとても忙しい生活をしているわ。
私たちに座って年老いる時間は無いの!!

このメールをもらってまた驚いた。
私よりアクティブかもしれない。
毎週踊っているなんて若い!
これで介護の心配は無くなった。

ホームステイの申し込みをした際に空港送迎は不要にしていたのだが、スーツケースを持って、乗り換えが必要なバスでの移動は大変でしょうと、Sueが空港まで迎えにきてくれた。しかも私の名前が書かれたプラカードを持って!
本当にありがたかった。

Sueは料理がとても上手で、初日のディナーにはラムを用意してくれた。その後も朝昼は軽い食事で毎晩美味しい夕飯を用意してくれる。
よくお菓子作りもして、「Help yourself」でいつもいただいている。

オリエンテーションのために初めて学校に行った日も、銀行口座開設の時も、一緒に付いてきてサポートしてくれた。

Johnはもうすぐオープンの店舗建設に携わっていて、最近は毎日朝早くに仕事に出かけている。80歳には思えない。とても元気でおしゃべりが好きなおじいちゃん。
Johnは朝から夕方まで仕事をしているのであまり多くの時間を一緒に過ごせているわけではないが、気遣いが素敵だと感じる。

これまでも何人か留学生のホストをした経験があるようで、他人と一緒に暮らすということに慣れているようだ。
また子育てがとっくに終わっているので、大人の私を良い意味で放置してくれる。
どこかに外出するもの自由。パーティーも自由。
過干渉しなくても良いということを自分たちの子育てを通して既に学んでいるのだ。

留学生が想像するホストファミリーは両親と子ども、さらにextraでペットがいる家庭かもしれない。でもその全ての家庭が親切で、外国人留学生に理解がある家庭かはわからない。ホームステイをビジネスとしている家庭もある。
学生時代に共にニュージーランドに留学した友人のホストファミリーは、まさに子どもとペットがいる家庭だったが、彼らの態度は親切とは程遠かった。
特に現地の思春期の子どもと関わるのは時々難しかったりする。

ホームステイに何を求めるかは人それぞれだろう。
子どものいる家庭も良いと思う。メキシコに滞在していた際は、子ども達にとても助けられた。
あとは自分がどういう態度を示すかではないか。
自分の部屋に引きこもるのか、話の内容がわからなくても同じ空間にいるように努めるのか、下手な英語でも一生懸命伝えようとするのか、はたまた諦めるのか。

今はホストファミリーとの関係は良好だが、これからどうなるかはわからない。
あと2週間弱、家族の一員になれたら良いなと思う。


Ngā Mihi

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