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いろいろ整理していたら、妊娠・出産・育児記録が出てきた話

この間、家の片づけをしていたら、妊娠・出産・育児記録を見つけました。

元来、いろいろなことを記録するのが好きで、手帳に時々、日記がメモしてあったり、旅記録があったりします。

育児日記に関しては、子どもが1歳になるまでは、一応それ専用の日記帳を購入し、写真貼ったりして、母親っぽいことをちゃんとしていました。

3年日記だけど、1年だけ書いた日記。

ただ、この出産・育児経験(特に育児)は、自分人生至上、なかなかキツイ出来事ではありました。

今回見つけた記録は、それを端的に物語るような内容で、自分が一番好きなむらさき色のジャーナルに書いてあったものの、内容は結構黒くて、育児日記とは、また別の視点の自分がいました。

文字がなんで筆ペン使ってるんだ・・・
しかも目次(Chapter)まで。

大人にもひびく 子どもの本

育児日記は、子どもが大きくなった時に見られることを意識しているとすれば、こちらは完全私的日記でした。

出産後、何か月かして回顧録のようにまとめて書いたようです。

産後5か月までが書いてあったので、ちょっと落ち着いたタイミングで書いたんだと思います。

書いたこと自体、忘れていました。

33歳の誕生日に、「そうだ、子ども産もう」と何かのキャッチコピーのように思いついた頃の、仕事をめぐる葛藤や、なかなか思ったようにスムーズには妊娠しなかったこと、出産の痛み回避するために、無痛分娩選択したのに、実は育児の方が大変だった・・育児なめてた自分に気づくに至るまでのことがつらつらと書いてありました。

目次に、悪夢の産後1ヶ月って書いてありますからね。

子どもを産む前までは、育児休暇に入る同僚に「育休で休めていいなぁ」とか、双子育ててる人に「1回で子育て済んでいいなぁ」とか、今の自分が聞いたら、ぶん殴ってやろうかと思う発言してました。

記録内容は、最近noteの記事含め、文章上手く書けず苦悩している自分にとっては、なかなか味のある文章で、思わずひきこまれ、じっくりと読みいってしまいました。

相当、熱量込めてこの記録書いたようです。勉強になりました。

いろんなことを忘れていた出産・育児期ですが、産後1ヶ月のトラウマ期は心の奥底に残ったようで、2人目を産む気にはなれませんでした。

産まなかった理由は、育休復帰した後の、仕事との両立など他のこともありました。ポジションを失いたくない葛藤などですね。

33歳で産もうと思ったのは、女性の本能的なものから来たんだと思います。

実は40歳間際にも本能が働いたのか、赤ちゃんが異常に可愛いと思える時期がありました。ラストチャンスを告げていたのかもしれません。

その時は本能より、理性が勝ちました。1人っ子確定で今に至ります。

出産・育児に関する話でした。読んでいただき、ありがとうございました。

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