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核家族と画一一斉授業の二重苦?

核家族は少子化の要因になっている?


私は大家族で育った。五人姉妹の四女でしかも全員が年子。小学校では姉や妹が同じ学校に在籍してて、便利でもあり、不都合でもあった。
大家族は姉妹だけではなく、父方の叔母が2人、祖母も一時同居10人家族だった時もあった。私が高校生の時、叔母の子どもが2歳と4歳。可愛くて可愛くて部活に連れて行ったりしていた。その後一番上の姉にも子どもができ、同じく可愛いいなあと思っていた(責任が伴わない小さな子のお世話は、本当に可愛いです。これは孫にも通づるw)身近に赤ちゃんのいる環境は、将来自分も同じように子どもを産み育てたいという認識が高くなると思います。

核家族になって感じたこと

結婚して大阪池田市で出産、その後豊中市というところで子育てをしたのだけど、夫婦と年子の4人家族。まさしく絵に描いた核家族だったし、団地暮らしだったので、周りもほとんど核家族だった。私自身は大家族だったことで、若い時にはめんどくさいことが多々あった。でも、核家族は気楽だけど、子育てをやりだしてからは、実家の家族と一緒に子育てできている姉が羨ましかったりした。

「核家族」は、戦後の高度経済成長期を機に増え続け、高止まりしているそうです。経済が大都市一極集中となり、大企業はこぞって東京や大阪にオフィスを構え、働き盛りのファミリーは大都会を中心に転勤などにより、核家族で暮らすことになる。核家族は全世帯の57・9%(内閣府2005年調査)日本人の半数以上は核家族ということになります。

内閣府HPより世帯類型別構成割合

家庭では核家族。学校では画一一斉授業。

核家族は家族だけという小さな閉じた世界で生活をし、学校に行けば
画一一斉授業で、同じ学年の子ども30〜40人の同年齢コミュニティと1人の担任。小学校〜中学校まで9年間同じ年齢の子ども同士の横の関係だけで過ごす。違う世代との交流がほとんどないまま大人になる。
異年齢での学びや異年齢のコミュニティがなくなったのは、高度経済成長期に「生産性と効率」だけを追いかけた結果、社会構造までもが世代ごとに区分した、効率的な形になっていたのです。

時代は「違うことに価値がある!」多様性社会に。


時代は多様性を叫んでいるのに、日本の子ども達は、家庭でも、学校でも多様性のない環境で大人になっていく。
仕事ばかりしてきた男性は定年退職後、「居場所がなくなる問題」が起きる。そして子ども達も、世界基準での「多様性の時代」に、閉じたコミュニティしか知らずに大人になる。
今の日本の社会環境はかなりやばい状況と感じます。

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恵夕喜子(めぐみゆきこ)鹿児島県奄美市生まれ子育て中に、バブル期の大手証券会社で営業職を12年間。同時に息子が入ったカブスカウトでリーダー体験10年間。教育事業に興味を持ち、女性専門のコンサルタント会社で経験を積み2006年に独立。2007年にNPO法人ママの働き方応援隊を立ち上げ、2012年、出産後の女性が講師として、赤ちゃんと一緒に参加できる「赤ちゃん先生」をスタート2023年世界一子どもの幸福度が高いと言われるオランダで広がったイエナプランをベースに「イエナ式おうち探究塾」をFC展開中

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