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デジタル時代に子どもの脳を守るには?


「好きな人と同じ景色を見ることはできる。好きな人と一緒に寝ることはできる。でも、同じ夢を見ることはできない」昔何かで読んだ、詩の一節。


スマホの出現により、動画や写真が誰でも簡単に撮れる時代となった。
つまり、誰でも目の前の事物を簡単に再現できる時代になったということです。

その事による弊害があるというのは解剖学者の養老孟司さん。

同じ対象が目の前にあっても、見ているところは千差万別であり、そこから波及していく脳内の思考はさらに複雑に違っていくのです。

同じものを見ても脳は違う事を考えている

人間は、まずは五感を使って物事を認識します。
ネットなどの普及により、視覚や聴覚への情報は江戸時代の人が一生かかって得ていた量を、現代人はたった1日で処理しなければならないほど、巷に情報が溢れている環境の中に晒されているという事なのです。

これは、大人に限らず、子ども達であっても同じ事が言えます。

子どもが考える機会を奪う親

息子が3歳ぐらいの頃、熱が出たので近くの小児科に連れていき、先生の質問に全て親である私が答えた事で、叱られた事がありました。

「お母さんに聞いていません」

親は子どもの気持ちを代弁してしまう事がよくあります。子どもが考えている間に、答えを教えてしまうのです。

お熱はいつから?

昨日の夜からです。

食欲はあるの?

水分しか摂れていません。

3歳ぐらいの子の親なら、まして、病院での診察なら当たり前のシーンだと思います。

でも、これが日常的に行われていたとしたら?

子どもは自分の脳内にある言葉を使って言語化すると言うチカラを発揮できなくなるのです。

自分のアタマで考える暇がない時代に突入してます!

私の子育て時代は、テレビに子守をしてもらう事がよくありました。

当時も、「テレビばかり見せていると、子どもの脳の成長に害を及ぼす。」と、言われ、少し心配でしたが、脳への害とは、言語化能力が低くなると言った意味だったのかもしれません。

最近では、スマホの出現で、一歳からでも、子ども達はスマホの画面をスライドして、自分の好きなYouTube番組を見つける事ができる

デジタル社会が子どもに害を及ぼす?

子どもにとって興味ある言葉や画像がシャワーの様に降り注ぐ時代、
親が取捨選択しずらい世の中。


親の選択次第で子どもの未来が大きく変わる可能性が増えた時代ともいえるでしょう。

デジタルの嵐から我が子を守るには定期的に自然の中に我が子と出かけて親子でカラダを使ってあそぶ!
つまり、

定期的に自然の中でデジタルデトックス

これに尽きると思います。

子どもにゲームやYouTubeを厳しく規制するより、自然の中に出かける時間を作るのです。

出来るなら毎日1時間でも近くの公園でいいのでやってみよう!

最後までお読みくださりありがとうございました。

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