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小さなイエナプラン保育園開設への道


絶滅危惧種のアマミノクロウサギ。園庭で飼うのは無理だけど、生き物を通して命や自然界のシステムを体験的に知ってもらう事にもチャレンジします。

ご近所さんへのご挨拶回りをしました。

イオンでクッキーを買って、保育園の周りのお宅にご挨拶!
来週から外壁や園舎の壁塗りなどが始まるから、その前に「賑やかになり、ご迷惑をおかけしますが」という事をお伝えすると言う、なんとも日本人らしくて素敵な習慣だなー?と、感じました。


子どもの声がうるさいと住民が反対

過去にこんなニュースを見たことがあり、保育園を作ることを心よく思わない方も少なからずいるのでは?と、心配していたのですが


「うちの子入れますか?」
たまたま、我が子が待機児童となり、遠くの保育園に送り迎えをされているワーママさん。
これから園児募集もしないといけなかったので、こんな近くに園児と保護者ができるなんてめちゃくちゃ心強い!ご挨拶回りでこんなサプライズがあるなんてビックリでした。
パンフレットができたら早速お届けする約束をさせていただきました。


「子どもの声が聞こえなくて寂しくなってたのよ」
生花教室をされている年配の女性からは、こんな風に物凄く嬉しい言葉をいただきました。
子どもたちに日本の文化である華道の手ほどきなどをお願いしたいなー!と、思いました。

別のお宅では小学生らしきお姉ちゃんとお父さんが出てこられました。「わー!保育園?楽しみ!」と笑顔で言ってくれたのです。是非インターン生として子どもたちと関わってもらいたいなーと思いました。

まずはご近所さんが良い方ばかりで一安心!よく考えたら、元保育園だった場所なので、その辺は承知の上だったりするのかもしれません。

「共に生きる事を学ぶ場所」

イエナプランでは、学校は「共に生きる事を学ぶ場所」と、考えています。

子どもたちはやがて必ず大人になるのです。大人になると仕事をしなければならない。仕事は社会の中で他者とつながる事で成り立つ。

子ども時代に
自分の強みを知り、
自分にできる事で周りが喜んでくれることは何か?を体験を通して知る事ができる。

子ども時代に
自分の苦手を知り、
自分にはできない事ができるお友達に「手伝って!」と、相手の強みを生かして協働する事を体験的に学ぶのです。

共に生きる事を通して、市民となる事を学ぶ。これが、イエナプランのシチズンシップ教育(市民生を育てる学び)なのです。

小さなイエナプラン森の保育園は
自然の力を使った全人教育。

奄美の森を園庭で再現!ハブがいるため森で遊べない子どもたちに、世界遺産の自然を体験してほしい!

異年齢で自分の強みを生かし、できない事を補い合う。

イエナプラン教育の真髄をまずは幼児期から!オランダの小学校は4歳から6歳までが幼児クラス。

日本の小学校に取り入れるにはまだまだ多くのハードルがある。そこでまずは保育園という、保護者や近隣を巻き込みやすい形でスタートさせます。

小さな野望の始まりです。

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