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受賞しました✨

森崎めぐみ

まさか、まさかの受賞です!代表理事をつとめております日本芸能従事者協会が、「多様な働き方を推奨するための試みや、その仕組みづくりを探し、讃える」WORK DESIGN AWARDで賞をいただきました✨

特別加入労災保険センターおよび相談窓口「芸能従事者こころの119」

芸能従事者の労災加入とメンタルケアを促進。業界の安全衛生意識の向上に貢献

取組概要
 フリーランス率が94.6%にもなる芸能従事者は、労働災害の際に十分な補償がないという状態が常態化していた。そのような状況を受けた2021年4月の法改正により芸能従事者は新たに労災保険の加入対象となったため、初めてセーフティーネットを得ることができた。そこで全国からオンラインで加入できる労災保険センターを設立し、69業種の芸能従事者の加入が実現。6月には臨床心理士による相談窓口「芸能従事者こころの119」を開設。顔や声が特定されないメール形式の、芸能生活に寄りそうメンタルケアを実施している。労災センターと連携して安全研修などを実施している日本芸能従事者協会には団体会員を含め約4万9000名が加入し、芸能業界に安全衛生の意識が高まりつつある。

講評
 海外では大物プロデューサーや大物俳優による性暴力の告発が相次ぎ、それは#MeToo運動へと発展し、ジェンダー平等を求める世界的なうねりとなりました。日本でも今年になって映画界における性暴力が報道されたばかりです。
 俳優やタレントなどはフリーランスという立場であり、さらにプロデューサーや監督から「起用され」なければ仕事がないという、極めて「弱い立場」にあります。その人たちの権利をどう守っていくのかは長きにわたって放置されてきました。こうした相談窓口ができることは、芸能界で働く人たちの権利や健康を守っていくためにも大きな1歩です。
 またフリーランスの支援体制をどう作っていくのかは、芸能界に限らず、喫緊の課題です。現在、日本のフリーランス人口は約460万人。今後、プラットフォーム企業と個人事業主として契約する「ギグワーカー」も増えることが予想される中で、他の業界のフリーランスの権利保護、支援のためにも非常に意味のある活動だと思っています。
浜田 敬子(ジャーナリスト、前Business Insider Japan統括編集長、元AERA編集長)

なんという有難い講評。。名前を呼ばれた時にはすでに涙が止まりませんでした。ただ一つ思い残すことは、 これまで相談窓口や労災保険がなかったことで、苦しんできた方が大勢いらっしゃることです。心から「遅くなってごめんなさい」の気持ちです。でもきっと、今の芸能業界に、喜んでくださることでしょう。

いろんな意味で、ありがとうございました。

今日、お祝いに駆けつけてくださった、 相談窓口の臨床心理士の方々がくださった花束です。温かい💓

ありがとうございました😊

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