見出し画像

第25週 スポーツ選手 サッカー審判 山下良美


はじめに

第25周目のスポーツ選手は女性で初めて
今年Jリーグ主審の審判になられた山下良美さんです。

子ども時代

山下 良美(やました よしみ)さんは、1986年2月20日 東京都中野区にお生まれになりました。

良美さんは幼少期から地元のサッカースクールでサッカーをプレーされます。

審判への道

都立西高校を卒業され、東京学芸大学に進学されます。
大学では女子サッカー部で活動されます。
大学の先輩である女子審判員の坊薗真琴さんに誘われ(本人曰く「無理矢理連れられて」)審判の大会に行ったのをきっかけに審判資格の取得を始められます。
卒業後も社会人クラブでのプレーを続けながら審判資格を取得され、2012年に女子1級審判員の資格を取得されます。

審判としての活躍

2015年、坊薗さんらと共に日本サッカー協会 (JFA) 推薦により国際サッカー連盟 (FIFA) の国際審判員に登録されます

FIFA U-17女子ワールドカップには2016年ヨルダン大会・2018年ウルグアイ大会と2大会連続で派遣され、ウルグアイ大会では手代木直美さん・坊薗さんの3名でチームを組み、準決勝・ニュージーランド対スペイン戦を始め3試合の主審を務められました。

2018年12月3日、良美さんはFIFAにより翌年開催される2019 FIFA女子ワールドカップへ副審の坊薗さんと手代木さん、予備副審の萩尾さんと共に審判団として選出されます。こうして良美さんはアジアサッカー連盟 (AFC) から選出された主審5名のうち1名になられます。


これに先立って、2019年1月に行われた第97回全国高等学校サッカー選手権大会2試合で坊薗さん・手代木さんと共に審判団を務められました。
また5月15日に行われたAFCカップ2019グループF・ヤンゴン・ユナイテッドFCvsナガワールドFCの主審も務められました。

この試合でも副審を坊薗さんと手代木さんが務めており(第4の審判員は飯田淳平氏)、女性を中心とした審判団が男子競技のAFC主催大会を担当するのは初めてのことであったそうです。

2019年12月12日のJFA理事会で、良美さんが男子社会人の試合を担当できる1級審判員に認定されたことが報告されました。

2021年1月28日、Jリーグの審判員リストが発表され、Jリーグ史上はじめて女性として審判員(主審)のリスト入りを果たされました。
今年度の活躍、さらなる国際試合でのご活躍が楽しみです。


めぐめぐがすごいと思う山下良美さんのこと

1スポーツ選手から審判の道に入られ、そこで着実にキャリアを積まれたこと
2 そして多くの国際試合でフェアな判断をして、監督などから喜ばれていること
3そしてJリーグの主審の一人になられて、ますますサッカー審判としてのキャリアと名声を高めておられること。

この記事が参加している募集

最近の学び

もしサポート頂けたらとても嬉しいです。頂いた貴重なお代は本代にいたします。どうぞよろしくお願いいたします!