マガジンのカバー画像

流れのままに…~人生はすべてシナリオ通り~

5
これから書くことは、結婚をし、二人の子どもを持つ、ごくごく普通のサラリーマンだった私の人生が、ある日、一人の女性との出会いによって、人生のベクトルが大きく変化し、想像もしていなか… もっと読む
運営しているクリエイター

記事一覧

#04 矢作先生と量子力学との出会い

二度目の施術の際に約束した二つの約束が 実現したが、相変わらず山口は一向に部屋を 出て行く素振りもなく、彼女と衝突するたび に、自分の体力と気力が奪われていくという 繰り返しで、どんどん私の方が疲弊し、抵抗する力を失っていった。 昼間仕事をしている私と昼間何もしておら ず、充分睡眠をとっている山口との深夜、明け方まで続く、戦いの結果は明らかだった。本当にも底なし沼に足を取られ、もがけば もがくほど沈んでいく、そんな感じだった。 こうして、1K7畳、狭い狭い一室での苦悩

#03 二人の先生との出会い

前述した通り、一緒に食事に行くという約束、そして、もう一つ、「一万円でどんな願 いでも、しかもどれだけでも叶う」というセ ミナーに私を案内する約束があった。 よくそんな怪しい話を真に受けるなぁと思 われるかもしれないが、山口の話しぶりからは決して、私を騙して何かに勧誘するような 雰囲気は感じなかったし、もともとこう言った宗教的というかスピリチュアルなことが好きで信じやすい環境にあった。 それは、私が父方の親戚筋に神道の先生が居て、母もその神道を引き継ぐことになった 経

#02 居座りと苦悩の日々の始まり

前年はバタバタで、 まとまった休みをとる ことができなかった私は、 2年目のゴールデ ンウィークに大阪に戻り、 久しぶりに妻、娘 (当時高1)、 息子(当時中2)の4人で天橋 立へ旅行に行った。 それが四人揃っての、最後の旅になるとは、 私だけでなく家族の誰もが、予想していなか った。 出発の朝、息子は体調不良を訴えていたが、 久しぶりの旅行ということもあり、 取り止め ることなく、 無理やり連れて行くことになっ た. 今 から思うと、息子の体調不良は、 先に

#01 運命を変えた出会い

前年の四月に、長年、大阪をベースにテレ ビコマーシャル制作会社でプロデューサーを していた私は、その会社の東京支社に転勤になり、品川区のマンションで単身赴任生活を 始めていた。 そんな、東京生活2年目の春、2015年 5月初旬のことだった。 この歳(赴任した当時、43歳)になって、 コマーシャル制作のメッカ東京に転勤するの には、いくつかの目的というかミッションが あった。 それは、某日本最大の自動車メーカー及び、 グループ会社のセールスプロモーション業務の受注を拡大する

#00 はじめに

2021年5月、今、新しいことにチャレ ンジしようとしている。 ことの発端は、数日前の満月の夜、Club house でのこと。 当時、毎夜21時から仲間とClub house (音声 SNSアプリケーション)でスピリチュアル な話題について意見を交換し合うコミュニテ ィをやっていて、その中で仲間の一人に「メ グさん(=私のこと)… 本を書いたらどうで すか?」と言われたことから… 本を出すというのは、私にとって叶えたい 「夢」の一つではあったが、簡単な事ではな