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自己紹介。


#自己紹介

Megumi、32歳、3人の男の子の母。
子ども支援の国際NGOで、日本国内のアドボカシーや啓発キャンペーンを担当をしています。

UNICEFで働くことに憧れを抱いていた高校生や大学生の頃。国際協力業界で働く人に憧れて、ひたすら足で稼いで情報を探していました。

あれから10年とちょっと。
たくさんの大人に相談にのっていただき、たくさんの貴重な経験をして、今があると思っています。とてもありがたいことです。そして、なかなか身近にそういった大人がいない若い人たちに少しでも国際協力業界で働くことをイメージしてもらえたらと思って、自己紹介を書きます。

原点は「学校に行けなくて泣いている子どもたちに笑顔になってほしい」

小学生の時に手に取った本で、学校に行けなくて泣いている子どもの存在を知りました。当時、私は学校が嫌いで「学校なんていいことないのに。なんで行けなくて泣いてるんだろう?」と不思議に思いました。そこから、世界の子どもたちが直面している様々な課題を知り、その子たちを助けるために笑顔になってもらうために「UNICEFで働こう!」が夢になりました。

小児科医?それとも…進路に迷った高校時代

UNICEFで途上国の子どもたちのために働くという夢を叶えるべく、県で1番の進学校に入学しました。理由は単純。「医学部に行くなら〇〇高校だよね」と中学校の進路指導で言われていたからです。

そう、いつのまにか、途上国で子どもたちを助ける手段が「小児科医」になっていたのです。

自分は本当に医学部に行きたいのか…高校3年生の夏前まで、なんとなく勉強に本腰を入れられない日々。高校入学とともに始めたテニスで、成績が低空飛行になってしまったこともあり、本気で進路を悩みます。

そこで、私は病気の子どもを治すいわばマイナスからゼロの仕事をする小児科医よりも、子どもたちの人生をプラスにすることができる仕事がしたいと確認し、教育がやりたいと担任に宣言したのでした。(※この表現が適切かどうかは賛否があると思いますが、当時の私の閃きのまま書きました。あの時医学部を選択していたら…と思うことは今でもあります)

クラスの1/3ぐらいが医学部を目指すような集団で、高校3年の夏に「やっぱり国連職員になりたいから教育学部に行きます!」と宣言する生徒を「気が狂った」と思ったのでしょう。担任の先生とじっくり面談をし、最後に「それならICUに行くべきだ!」と教えてもらいました。今でこそ有名になりましたが、当時の私の第一印象は「え、私キリスト教じゃないのに…」というなんともお粗末なもの。担任に「騙されたと思ってとにかくオープンキャンパスに行け」と言われ、1人不満たらたらで新幹線に乗りました。

そしてオープンキャンパスで校舎の雰囲気に一目惚れ。「半年後、私はICU生になるんだ!」とまるで恋に落ちたかのようにICUに合格することだけを夢見て受験勉強に励みました。

国連職員につながりそうなことは手当たり次第に試してみた4年間

半年後、晴れてICU生となりました。
この4年間は振り返ってみると貴重で充実していて、何より24時間寝るのがもったいと感じるぐらい動き回っていました(笑)

教養学部というシステムのおかげで、開発、国際関係、公共政策、政治、経済、そして教育と教職課程。

まるで単位をコレクションするかのように授業を受けまくってました(いくつかは単位に直結しない聴講にして、GPAを上げる努力をすれば良かった…というのは後の祭り)。卒論は①必ず自分で一次データを取りに行くこと、②英語で書くことの2つが必須条件のゼミを選択し、フィリピンのとある村で親の小学校満足度を調査しました。

3年生の冬になると、就職(民間企業、教員)か大学院か悩みました。いろんな人に話を聞き、考えて新卒カードを切る(=民間企業に就職)を選びました。

就職・結婚・子どもを産む

新卒で2年間、民間企業で働きました。
もともと2年働いて海外の大学院に進学するつもりだったのですが、「途上国の学校に携わりたいのに教員経験がないのはどうなんだろう?」と思い、高校の英語教員になりました。教育実習以来の学校で、いきなり高校2年生の担任になりました。目の前の生徒に向き合うのに必死の毎日。国際協力どころではない中で、少しでも生徒たちに戦争や格差について考えてほしくて、教科書を教える以外の授業時間を捻出したりしていました。

教員として働く傍ら、結婚し、長男を妊娠します。そして、子育てをしながら学位を取ろうと国内の大学院への進学を決めます。
大学院では、教員の経験を相対化できるような授業を取り、学校というシステムを切り口に教育を考えることが多かったです。修士課程2年のところ、TAやRA、付属校の非常勤講師をして少し稼ぎつつ3年在学し、その間に次男を出産。また、UNICEF東京事務所インターンとして、資金調達やアドボカシー、国際会議準備運営にも関わりました。

そして大学院卒業と同時に現職につき、現在…と冒頭に戻ります。
現在は育休中に在宅勤務をしつつ、子どもたちとの時間も確保して楽しく仕事と勉強と子育てをしています。

自己紹介といいつつ、だいぶ長くなってしまいました。お付き合いいただきありがとうございました!

書いていて、もっとここは書きたいなと思うこともありました。が、ここをもっと聞きたい!ということがあればコメントをお願いしますm(__)m


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