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常温であるということ

情緒が安定している、というのはすばらしいことだ。温度でいうと常温。飲料水も冷えた水じゃなく、常温の白湯のほうが身体にいいと聞いたことありますしね。

わたしはふだんから、鍋のふたを落っことしただけで「うっわあああああ」とか「ぎゃあああああ」とか奇声をあげてしまう性質があり家族をドン引きさせているのが常で、つまり予期していないことが起こるとすぐうろたえるのは自覚があるんですが(ちなみに鍋のふたに関してはわたしだけでなく、母も、今は亡き祖母もそうでしたっけね。家系……?)感度が高いというか、影響をうけやすいというか。これはもう脊椎反応みたいなものなので、ある程度は仕方ないとあきらめている。

まえに、この投稿の中で、回復力や跳ね返す力がほしいということをかいているんですが、

回復とかよりも、そもそも細かいことを気にしないほうがはやいのですよね。細かいことを気にしない力。つまりスルースキルですね。

しかしこれ、細かいことを「気にしない」のと「気にならない」のと「気が付かない」のって、それぞれ違うわけで……。

「気が付かない」のは「気が付く能力」がないってことであって能力の欠如だもんな……とかも思ったりするので「気が付いてはいるけれど、気が付いたことすべてに反応するのではなく放っておく」くらいがいいな。

自分の感じ方は細かく縛れるものでもないので(人間ですもの)。自分がかかわる範囲・やることや方針などを決めておき、それに伴う感じ方はある程度そのままに泳がせておきたいなーと思ったりする次第です。

……と、いま、前回わたしが投稿したnoteを見返したのですが、

この、あやうい感じは、いったいどうしたのでしょう? なにがあったのかな?? 生理前だったのかな?(いや、わたしがわかんなきゃわたし以外のだれもわかるわけないんだが……笑) もうわからないな……

人間だれしもふさぎこむことはあるよね、と思うと同時に、ちょっと、我ながら突っ込みどころが多いので引用しちゃいますが、

気持ちが盛り上がったり落ち込んだりを繰り返している。ずっと楽しいこと明るいことだけを考えていられたらいいんですけれどねと思うけれどふとした瞬間にすっぽり鬱の穴にはまってしまうとなかなか出られない

って書いてますけども。

いや、まず「ずっと楽しいこと明るいことだけ考えている」っていうのが無理ゲーですよね。「ずっと楽しいこと明るいことだけを考えていられたらいいんですけれどね」と思うことに無理があるわね。

それと「気持ちが盛り上がったり落ち込んだりを繰り返している」って、盛り上がったら、盛り下がるのは、ふつうでしょうね……? ずっと盛り上がっていられる人なんて明石家さんまさんくらいだろうし……(知らんけど)むしろ変に盛り上がるから盛り下がっちゃうんじゃないんですかね……? みたいなことを思うわけで。

でも仮に、このときのわたしにそんな正論を言おうもんならもう大暴れしちゃうことでしょう。大変です。情緒が不安定になっている人の言ってることに対して、正論を言ってはいけないのであります……

とまあ、こうやって継続的にnoteをかいていますと、過去の自分との対話だけでまあまあ楽しめるのがよいですね。振り返りつつ進むのです。

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