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光輝く一粒、思い出の味

 友人からいただいた“コシヒカリ”は、一粒一粒が光を放ち、甘みのあるまさに銀シャリだった。口に含むと、幼い頃に味わった懐かしい記憶が蘇る。
井戸水で炊いた、ふっくらとしたご飯と、味噌汁、漬物があれば、どんなおかずも美味しく食べられた。卵かけご飯や塩むすびさえも、格別な味わいだった。おかわりしても太らなかったあの頃、私たちはなんて恵まれていたのだろう。

戦前の日本人は、米飯を主食とし、健康で力持ち、持久力にも優れていたという。
しかし、近年は糖質制限などにより、米飯の消費量は減少傾向にある。その結果、国民の体格や体力は低下し、病弱な人が増えているように感じる。

 今日、友人から頂いたコシヒカリと、新鮮なマグロの刺身、舞茸の天ぷら、豆腐、ほうれん草、わかめときゅうりの酢の物、漬物、そして豆腐の味噌汁を味わった。
口福だけでなく、心も満たされる至福のひとときだった。

 米飯は単なる炭水化物ではない。日本人のソウルフードであり、食文化の根幹を支える存在だ。今こそ、米飯の重要性を再認識し、感謝の気持ちを忘れずに食卓に並べたい。
コシヒカリの甘みと、昔懐かしい思い出を噛みしめながら、今日も一日を元気に過ごしていこう。

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