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NHKで企画が動き出しました! 〜プレスリリース採用の決め手とは?


放送作家の板橋めぐみです。


今週、メディアアプローチをサポートしている
クライアントのAさんから嬉しいお知らせが届きました。


詳細はお伝えできないのですが、

「NHKの某番組で、取材に向けて動き出した」

とのこと!

めでたい!!


取材に向けて動き出しても、
実際に放送されるまでは
どうなるかわからない
(取材中止もありうる)のがテレビの常。
でも嬉しいですね!! よかった〜


Aさんのビジネスは、
ざっくりいうと千葉県内の「町おこし」事業。
社会性の高いビジネスなので
メディアが飛びつく要素は多いのですが、
それだけでは取材にたどり着きません。


そこで今回は、このAさんの例をもとに
プレスリリースの採用の決め手についてまとめてみます。

企画に合った番組に送った


Aさんのビジネスは
千葉県エリアの「町おこし」、
ということもあり、
下記の条件に合う番組に
リリースを送ることを提案しました。

*関東エリアの情報を紹介する番組
*ドキュメンタリー的に取材する番組

そこで私が「この番組が良いのでは」と選んだ番組の中の一つが、
今回取材につながったNHKの某番組なんです。

よく、プレスリリースをかたっぱしからメディアに送ったり
(そういう配信サービスもありますね)
企画と全然関係ないジャンルの番組に送ったりする
ケースが見られますが、はっきり言ってムダになることが多いです。

リリースの送付先に関しては
「下手な鉄砲 数打ちゃ当たる」は通用しません。

私のところにもよくそうした「数打ちゃ当たる」式の
リリースが届きますが、
それはほぼ読まずにボツ。

理由は
「番組の企画に合っていない」
「誰にでも送っている=誰でも知っている企画に用はない」
からです。

メディアの人は忙しいので、
自分の担当番組と関係ないリリースを
読む時間はないですし、
「誰もが知っている」「他番組でもやりそう」な企画には
全く飛びつかないんです。


ディレクターに直接送った


これはちょっと難易度が高いのですが…

私と、番組を担当されているディレクターさんとの間に
面識があったため、
ディレクターさんに許しをいただいて
Aさんから直接リリースを送ってもらいました。

「数打ちゃ当たる」で送られたリリースは即ボツなのに対し、
「個人宛に送られたリリース」は、多くの場合、読んでもらえます。
そして「面白い」と思ってもらえると、
企画会議に提案してくれるなど、企画の実現のために動いてくれます。

ディレクターさんの熱意が企画実現の最大の決め手!なのです。


ですので、できるだけ、
プレスリリースは個人宛に送ること!
それが企画実現の近道
です。

1回で諦めず、継続的に送った


実はAさん、別の企画で3月にも
この番組にプレスリリースを送っています。

この時も「タイミングが合えばぜひ取材したい」という
お返事をいただいていました。

が、残念ながらタイミングが合わず
3月の企画は取材に至らず。

が、ここでめげずに新企画を5月に送ったのです。

すると6月に嬉しいお返事が!!!!
今度はタイミングが合ったのでしょう。

このように、1回ボツになってもめげずに
続けてリリースを送るのは
とてもとても重要です。

多くの方は
1回リリースを送って採用されないと、
やる気をなくして
もう送らなくなってしまうんです。

メディアの中にいる私に言わせれば、
「1回送ったぐらいで採用になりませんよ!!」

私の友人のディレクターも
「企画なんて100回提案して1本通るかどうかだよ!」
と言っています。
ちょっと大げさだけど、プロだって企画を通すのに
これだけ苦労しているんです。

だったら素人のあなたが1回送ったぐらいで
企画が通るわけないじゃないですか!

ですので、1回送ってダメだったぐらいで
諦めないでください。

Aさんのように面白いリリースを送ったら
ディレクターさんも記憶してくれます。
その後、日をおかずに2回目が届いたら
「Aさん、また送ってくれたんだ。熱心だな!」と好印象。
スルーすることなく、読んでくれます。

こうやって関係を構築していくと
いつかチャンスとタイミングが巡ってきます

ポイントは「1回であきらめないこと」、
「忘れられないうちに次を送ること」
です。


いかがでしょうか。

「企画にあった番組に送る」
「ディレクターに直接送る」
「継続的に送る」

ちょっと難易度が高い、と思ったあなたは
ぜひ自己流でなく、
プロのサポートを受けるべきです!

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メディア取材を目指して、共にがんばりましょう!


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