見出し画像

プロフィール作成セミナーに登壇しました



放送作家の板橋めぐみです。


先週は、音楽家さんの就業をサポートする団体
音楽家就業支援推進機構<MESPO>様の
オンラインセミナーに登壇しました。

今日のテーマは「プロフィール作成」
タイトルは
「選ばれる音楽家のプロフィールの作り方」で、
所属されている音楽家の方、10人ほどがご参加くださいました。

画像1



新型コロナウイルスの蔓延で、
今、音楽家さんは演奏の場を奪われています。

このような状況下で
「選ばれる」音楽家になるためには、
プロフィールの言い回しやキーワードを変えたり、
文章の順番を入れ替えたりするだけではない、
抜本的なテコ入れが必要です。

音楽性や芸術性の高さ、技術の高さで勝負しようとすると、
世界的なアーティストとガチで戦うことになります。
それだとどうしたって勝ち目はありません。

そこで今回は事例を交えながら
世界的アーティストと戦う形ではない、
お仕事の打ち出し方のテコ入れ策をご提案しました。

スクリーンショット 2021-05-29 13.58.05


さらに、プロフィールでは「実績」の部分がとても大事。

この実績ですが、ぜひ「読み手」を意識して選んでください。

あなたの狭い業界の人が「すごい」というものではなくて、
あくまで「読み手」が「すごい」と思えそうなものを
記載するのがコツです。

広く知られている賞や数字(人数など)が載っていると
「この人は力のある人だ!」という判断につながります。


ちなみに今回のセミナー参加者の中で
私の目を引いたのは、ある方のプロフィールの中の
「紫綬褒章受章記念祝賀会で独唱」という記述。
(↑この祝賀会はダミーです)

ところがせっかくの実績だったのに
後ろの方に控えめに書いてあっただけでした。

これはもったいない!と思いましたので
「紫綬褒章の記念祝賀会で歌うなんてすごい!
これをもっと打ち出しては?」
こう告げたところ、参加者からはこんな声が。

「すごそうに聞こえるんですが、
蓋を開けてみると全然違ったんです」

その方によると、
この祝賀会、とても規模が小さかったそうなんです。

でも私は言いました。
「蓋は開けなくていいんです!!」

そうなんです、実際の規模がどうだったか、
なんてことは、正直どうでもいいことなんです。

紫綬褒章という、誰もが聞いたことがあって
誰もが「すごい」と思える受章の祝賀会で
歌うことができる、
これ、誰もが「なんかすごそう!」と思います。

しかも、規模が小さかったとはいえ
「受章祝賀会で独唱」は本当のこと。

仮に会場が「公民館」「教室」であっても
「受章祝賀会」は「受章祝賀会」。
これが「宮中松の間で」なんてつけるとウソになるのでダメですが、
「規模が小さかったことを言わない」のは、
別にウソでもなんでもないのです。

それよりはみんなが知っている権威
(この場合は紫綬褒章)を味方につけることは
間違いなく「選ばれる」ための作戦の一つ。
少々、小手先の技術ではありますが。

参加者からは、
「さすが言葉のプロ」
と喜んでいただきました(笑)
ありがたいです。

スクリーンショット 2021-05-29 14.01.39


プロフィールにはついつい
自分の持っている商品(スキル)を
全部詰め込みがち。

でもこれからの時代は、数ある商品(スキル)の中で、
どれを打ち出していくか、
どれを前面に持ってくるか。
この作戦がとても大事になると思います。


「プロフィールの作り方」セミナーは
私が普段展開している
メディア対策ストーリー講座」の中でも
行なっています。

ご興味のある方は、こちらの講座にぜひご参加ください!



▼▼メディア攻略プロジェクトはこちら▼▼
https://www.itamegu-pr.com

▼▼ブログも始めました▼▼
https://ameblo.jp/itamegu-pr

▼▼Twitterも始めました▼▼
https://twitter.com/itamegu916

▼▼無料メールセミナーの登録はこちら▼▼
https://resast.jp/subscribe/161920/196578


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?