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コロナ禍のフランス・マスク事情


国家資格試験のお話が済んでひと段落。フランス生活第2幕の前に、現在のフランスについても少しばかり。

現在の事。


フランスでは、2020年の3月17日に、最初のロックダウンになりました。
その後、2回目のロックダウン時にはアジア人狩りが問題となり、私も黒人に悪態つかれながら追いかけられたりもして、3回目のロックダウンが今まさに終わろうとしているフランス。

コロナ初期のフランス

フランスでも2020年1月にはcovid19(コロナ)が問題視され始めていましたけど、その時点で気を付けている仏人には1人も出会いませんでした。

相変わらず、会えばビズ(左右の頬っぺたを数回合わせながらチュって音をさせる挨拶)で私は「今風邪ひいてるから〜」と嘘をついて回避してました。

そう言うと、大抵は
「gardes tes microbes !(菌は自分だけで持っとけ!)って、あからさまに嫌がられますし、「ビズも出来なかったら、生きてて何の意味がある訳!?」と論破されるし。
カッテニヤッテテ

その6月も、オペラバスチーユ小劇場とクレテイユのmaison des arts (通称MAC)でのヒップホップの舞台、それにクレテイユ市のサマーフェスティバルの衣装&美術の仕事が重なっていたので、1月は買い付けに出る事も多く、私は一人でマスクを着けていて、バイ菌扱いされていました。笑

前記しましたが、その3/17からフランスはロックダウンとなりましたが、その数日前にもマスクして買い付けしている私に、アトリエの人たちは頭おかしいとか意味ないとか、散々ヤジを飛ばしていましたね。
しかも、テレビには地方のとある女医が出まくっていて、「マスクなんて何の意味もない!菌がついたマスクをテーブルに置いたりする方がよっぽどうつる!」とかって血管浮かせて訴えていたんですけど、ロックダウン後直ぐにマスク着用が義務になりました🤣

あそこまで顔と名前出して間違った事を主張し続けていた彼女、患者さん減っちゃったでしょうね…どうしているのだろう。

マスク着用義務の始まり

最初のロックダウン明けからマスク着用は義務となり、ようやく私もバイ菌扱いされなくなりました。w

サージカルマスクは痒いし、そもそもマスクを嫌がる子供達の為に私も手作りマスクは大量に作りましたが、それも2回目のロックダウン以降は学校では使用禁止となり、サージカルマスクのみに。


この夏に向けて、海辺とかのマスク着用義務は解除の予定ですが、マスクなしで集まって騒いで、夏が過ぎたら第四波とか、ならないと良いなー…

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