子どもの足育ー足と育ち・靴えらびーvol.2

こんにちは
歩き方補整トレーナー&コーチの加藤恵美(めぐみ)です

一人一人の足の形や状況に合わせた靴を選び、
オーダーインソールで補整、
歩き方を整えて
自由に心地よく歩ける身体、歩く喜びをデザインする
サロン walkingsmileを運営しています

サロンでは
大人の方のご相談を受けていますが

大人の足トラブルの原因の一つは
子ども期の足の発育や履いてきた靴、
怪我歴、運動習慣やスポーツ特性などがあります

子ども期に戻って治してくる、とはいかないので

大人の足は
・現状より悪化しないこと
・悪化するような要因を取り除くこと
に注力します

そうすると改善に向かう可能性が出てくる


そうなんです
子ども期に戻っては取り戻せないのが
「足」なのです
発育・発達には適正な時期があって、
リミットがあります

だから今 子どもたちの足の発育を
ご家庭で見守っていただきたいのです

すべての子が弾けるように健やかに成長して欲しい
そして
大人になって、夢や目標に向かっていく時に
足や靴のことがマイナスにならないように、
という願いを込めて
子どもの足育の講師もしています

vol.1を読んでくれて
足育に興味を持ってくれたら
早速始めましょう!

子どもの足育ー足と育ち・靴えらびーvol.2
テーマは
【子どもの足の成長段階を確認しよう】

足の中の骨格や筋肉・靭帯の発達は
年齢によって違っています

それによって、見守り方も違ってきますので
お子さんの成長段階を確認してください

お子さんの成長段階を確認してください
①0歳〜歩き始め(0・1)
②歩き始め〜未就園児(1・2・3)
③園児(4・5・6)
④小学1〜3年生
⑤小学4〜6年生
⑥中学生以上

①0歳〜歩き始め(0・1)のお子さんは
まだ靴を履きません
でも、
足の中で少しずつ骨格が成長中です

寝ているだけだった赤ちゃんから、
寝返りがうてるようになって
腹ばいで進むようになって
ハイハイができるようになって
お座りをする

その発達の過程の全てが
2本の足で立つまでの準備を進めてくれます

一段一段と発達の階段をのぼっていく過程を
大事にしてあげてくださいね

身体が動くと、その動いている感覚や刺激が
全身の神経を伝って脳も刺激されます

赤ちゃんの発達に動くということは
欠かせないのです



②歩き始め〜未就園児(1・2・3)
③園児(4・5・6)
④小学1〜3年生

この時期の子どもの足は
一生のうちで
一番の成長期!!!

足の中で細かな骨が
足のアーチと言われる弓なりの形に組み上がっていきます
その一つが土踏まずです

始めはレントゲンに映らなかったような骨が
むくむく形になって組み上がっていく
神秘的にも思えます

その細かな骨と骨とをつなぐ
細い筋肉や靭帯も少しずつ強くなってきて

トコトコ歩いていたのが
サササーっと歩けるようになる
たったったったっと走れるようになる

勢いづいて止まれなかったのが
自分の思うところでピタッと止まれるようになる

ジャンプをしても 
地面から足が離れないようなジャンプが
しっかり飛んで、着地ができる

だんだんと大きな動きが出来てくるようになる

これは足のアーチの効果です

この時期しか
足のアーチが形成されるときはないので
しっかり見守ってあげたいです

足のアーチがつくられるのを
促すためには「身体を動かすこと」
形が崩れないようにつくられるためには「足に合う靴」

でアプローチしていきます

身体は動いて強くなる
動く・遊ぶ機会を増やしてあげたいですね


⑤小学4〜6年生
⑥中学生以上
になると
足のアーチは形成されています

この時期には、
足の中だけじゃなく、身体中の骨格の形が
だいたい決まってきています

この後は骨は縦に伸びていくので
身長が急激に伸びていきます

運動や動作も大きくなっていくのですが
まだ、筋肉や靭帯はゆっくり強くなっていくので

足の中で出来た骨格のアーチは
崩れやすい状態です

この崩れやすいアーチをサポートするのが「足に合う靴」
強く鍛えていくのが「全身の運動」です

このように
どの年齢でも共通して大切になる
「全身を動かすこと・運動・遊び」


そして
「足に合う靴」

この2つが
一生分の強い足育てに必要な要素です

次回は「子ども靴について」
書きますね

子どもの足育ー足と育ち・靴えらびーvol.2
子どもの足の成長段階を確認しようでした




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