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高校の1番の思い出

こんばんは〜!シマツナです。
ちょっと恋愛トークを聞いて学生時代の恋愛を思い出したので、ちょっとだけ記録として書いておこうかなって思います!


私は中学校が女子校だったこともあり、初恋を引きずっている片思いな女子だったのですが、高校生の入学式次の日にとある事件で玉砕しました。

この話はまた今度書こうかなって思うのですが……。


今日はその後のお話。


中学校は女子校だった私ですが、色々とあり、高校は共学を受験しました。
私の中では男の子というのは小学校のイメージで止まっていて。

教室に入った時の、男子の身長の高さに驚いた記憶があります。


正直にいうとすごく怖かった。


小学校の時のあの、はしゃいでるテンションで声が低くて全体的に体格がゴツゴツしていて。
とにかく、その時間や空間についていけなかったように思います。

しかも、高校1年で私は恋心がズタズタになっていたので、1年間は恋愛なんて考えず、部活中心の生活を送っていました。

そして高校2年生のとき、転校生が自分のクラスに入ってきたことによって、自分の人生観だったりが変わっていきました。

その転校生は、同じクラスの誰よりもすらっとしていて、ブレザーがすごく似合う男の子でした。

周りの男子が私のことをバカにしたりしていた中で、唯一バカにしないでいてくれるような人でした。


教室の隅っこで音楽を、当時まだそんなに主流ではないiPodで聴きながら、静かにライトノベルを読んでるような男の子。

ギャーギャー騒いでる男子の中で、ちょっと浮いている感じがして。
ちょっと不思議だったんだろうなって思います。

元々私も音楽ばっかり聴いている人間だったので、何を聴いているんだろう?と気になったり、ライトノベルを初めて見たというのもあり。

私の興味対象だったんだと思います。


なぜこんなに周りが騒いでいるのに、静観して冷静に見ていられるのか。
心が冷めてるからそんな風なのか?
それとも、何かこの人なりの信念があるから一人で居られるのか。

恋愛という言葉よりは、「気になる」が先だったように思います。

今思うと、そうやって自分を確立している人に憧れを抱いていたのかもしれません。

どうやったら、そうなれるのかも知りたかったのかも。

そして、毎日のようにこの男の子を深掘りしたい私は、声をかけることにしました。


案の定、凄く最初は嫌がっているように見えました。
なんとなく、自分のテリトリーに入ってこないでほしい。
そう言っているようにも感じました。


ただ、興味のある私は、「何の音楽を聴いてるの?」とか「その本は何て小説なの?」とか。

一言しか返ってこないやり取りではありましたが、返してもらえることがちょっとだけ嬉しくて、なるべく距離を保ちながら声をかけていきました。

BUMP OF CHICKENが好きだとか、ラノベが好きだとか。
知ったことは数少ないけれど、知れることが面白いって思ってました。


その当時、クラスの中で私はいつも一人で。
仲の良い女の子は居ませんでした。
全員で13人という少人数クラスだったのもあって、1つのグループが出来てから、私は馴染めなくなっていました。

授業も中学校で習ったことが実はちょっと足りなかったのか、記憶の欠落だったのか、今となっては分かりませんが、ついていくこともできませんでした。

だから、授業が終わっても友達と喋ることもなかったので、このたった一人で過ごせる彼を見習いたいって思ってました。


まぁ、出来なかったんですけど。


ある時に、ゲームセンターの話をとある男子とその彼がしているのを耳にしました。

私は、ゲームは実家で遊ばせてもらったことがなかったので、憂さ晴らしに一人でゲームセンターに行っては、音ゲーしたり。

カラオケで1日中歌い続けたりすることがその当時の休日の過ごし方でした。

まさかの、ゲームセンター仲間だったことに驚いて、思わず声をかけました。


「一緒にゲームセンターに行こう」


彼はどうせ出来ないんだろ?って思ってたみたいだけど、了承してくれて一緒にゲームセンターに行く約束をしました。

多分、高校に入ってまともに遊んだのはこれが実は最後。

今となったらいい思い出です。

多分ですが、この頃には興味の対象から、少し話せるお友達くらいまで変わっていたように思います。


二人でゲームセンターまで学校帰りに寄り道をして、彼は格ゲー。
私は音ゲーを別々にする。

多分、彼は本当に私がゲームし出すとは思ってなかったと思ってたのか、意外そうな顔をしていたのをよく覚えています。

ある程度遊んだところで、彼のやっている格ゲーを覗いてみると、まぁ器用に敵を倒していくわけです。

音ゲーは得意だったけど、格ゲーをしているのを初めて見た私は興味津々。

確かゲームは「MELTY BLOOD Act Cadenza」。

ゲーム中のキャラクターも可愛かったのもありますが、なかなか難しそう。

「私でもできる?」と聞いてみたら、「やってみる?」と答えてくれて。
人生の中で最初で最期の格闘ゲームをやりました。


まぁ、案の定ボロボロに負けるんですけどね。


そんなやりとりをして、1時間から2時間くらい遊んだのち、ありがとうって言って解散しました。


ここまでの話は実は高校2年生の夏までの話。
文化祭で、さらに仲良くなることになり、その時点で自分が彼に好意を抱いているという事実に気づきました。


多分、文化祭後の何かのタイミングで直接その好意について伝えた記憶はありますが、振られたように思います。

というか、「恋愛に興味がないんだ、ごめん」と言われたんだったかな。

興味がないのなら仕方ない。
そう思って、わかった!って受け入れたように思います。


この2ヶ月後、とある事件で私はいきなり学校に行かなくなり、そのまま留年することになります。
なので、彼との学生時代のお話はここまで。


そして、19歳とかそれくらいの時に、Facebookで彼と再会することになります。そして、紆余曲折あってお付き合いしたんですが。
私はその当時の夢を諦めきれなかったので、お別れすることになりました。


多分ですが、私が夢を追いかけてなかったら結婚とかも考えてたんだろうなって今更ですけど思います。

っていう若かりし頃の思い出。
この彼の性格への憧れはきちんと今の彼に反映されているので、きっと、私にとってはとても大切な人物だったんだろうなって思います。

ちゃんちゃん。

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