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3月 4歳児 月案文例

<ねらい>

・友だちのいいところを認める。
・進級することを喜び、自ら進んで生活しようとする。
・1年間の思い出をみんなで振り返る。
・体を十分に動かし、運動あそびを楽しむ。
・季節の変化に気づき、春の自然に興味・関心を持つ。

<前月の子どもの姿>

・あそびに誘い合いながら仲良く遊んでいるが、誘われても自分のあそびに集中して約束を守らないことがありトラブルになりやすい。
・保育者や5歳児の友だちに小学校のことを聞いている姿が見られた。
・もうすぐクラスが変わることを友だち同士で話している。
・暖かくなってきたことを友だちに共有し、「もうすぐ春が来るかな」と心待ちにしている。

<食育>

・食事のマナーを守って食べる。
・苦手なものでも頑張って食べる。
・ひなあられやちらし寿司などの意味を知り、楽しく食べようとする。

<内容>

−養護−

・生活に見通しを持って自ら進んで生活する。
・成長を認めてもらい、自信を持ち安定した気持ちで過ごす。
・体調が悪くなったら保育者に伝える。
・クラスで健康的に過ごすにはどうすればいいか話し合う。

−教育−

[健康]
・春の気候を感じながら元気いっぱいに遊ぶ。
・健康について関心を高める。
[人間関係]
・集団あそびをとして、友だちと楽しく遊ぶ。
・年下の子と遊んだり年長児へプレゼントを贈ったりする中で思いやりの気持ちを持つ。
[環境]
・植物の生長に興味関心を持つ。
・園庭(公園)で桜の開花や春に咲く花や虫などを見つける。
[言葉]
・自分が経験したことを、その場に見合った大きさの声で発表する。
・友だちの思い気づき受け止めたり、自分の気持ちを話したりする。
[表現]
・製作で作ったものを友だちと見せあい、達成感を一緒に味わう。
・心を込めて年長児へのプレゼントを作る。

<環境構成・援助・配慮>

−養護−

・年長児と一緒に過ごし、進級した後の生活をイメージできるようにする。
・今まで頑張ってきたことや挑戦してきたことを話し合う時間をつくり、認め合うことで自信や満足感を持って生活できるようにする。
・体調に気をつけて生活しようとする姿を認める。
・友だち同士で話し合うことで自ら気をつけようとする気持ちを高められるように、落ち着いた雰囲気を作る。  

−教育−

[健康]
・あそびに必要な用具を準備しておく。
・ポスターや絵を掲示しておき、自ら意識できるようにする。
[人間関係]
・トラブルがあったら自分たちで解決できるように見守ったり援助したりする。
・楽しい時間をつくるためにはどうすればいいか事前にクラスで話し合う。
[環境]
・保育室に図鑑を置いておく。
・みんなで集まる時間に見つけた植物や虫を共有し、次の戸外活動へ繋げられるようにする。
[言葉]
・保育者が実際にやってみて、周りの人が聞きやすい声の大きさを知れるようにする。
・話し合う様子を見て、落ち着いた場所に誘う。
[表現]
・製作で頑張ったところや工夫したところを認める。
・年長児との思い出を振り返り、感謝の気持ちを込めて丁寧に製作に取り組めるようにする。

<健康・安全面>

・事前に交通ルールを確認し、気をつけて散歩に出かけるようにする。
・公共のルールを守って公園で楽しく遊ぶ。
・衣服の調節を行い、快適に過ごせるようにする。

<家庭と地域との連携>

・1年間の製作物を渡し、1年間を振り返るきっかけをつくる。
・体調を崩しやすい時期であることを伝える。
・年長児クラスで必要なもの準備していただくように声をかける。

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