仕事で「筋がいい人」になれる、たった1つの大切なこと
妻「今日の晩ご飯、何がいい?」
夫「なんでもいいよ」
妻(それが一番困る答えやねん!)
というシチュエーション。
よく聞きます。
夫の名誉のために申し添えておきますと、我が家のシチュエーションではありません(笑)
このシチュエーションを解決する方法を、この前発見しました!
実は今、グロービス学び放題の講義を聞いています。
そこで、上記のシチュエーションを解決する方法を見つけたのです!
1月に聞いた講義の中で一番良かったです(個人の感想です)。
それは、どんな講義だったのか。
「仕事において筋がいい人?悪い人?この違いは何のか?」
って講義でした。
「え、家庭での晩ご飯の話やったやん。なんで仕事の話になるねん。」と思ったそこのあなた。ちょっと待って。ちゃんと繋がるから。
とはいえ、「筋がいい人と悪い人の違い」が気になる人も、多いのではないでしょうか。
仕事において筋がいい人とは、どのような人か。
この3つができる人です。
でもね、これだけだと、
「そりゃそうだろうけどさぁ…具体的にどうするのよ。そこが聞きたいのよ。」と思われる方も多いかもしれません。
グロービスの講義では、上記の「仕事の筋がいい人」になるための、誰でも出来る具体例がありました。それが私にとって目からウロコだったので、共有します。
結論から言いましょう。
仕事で「筋がいい人」になれるために必要な、たった1つの大切なこと、それは、
「オープンクエッション禁止令」
です。
これを自分に課すのです。
例えば上司とランチへ行く時に、あなたはどう質問しますか?
「どこに食べにいきましょうか?」
って聞きます?
これはオープンクエッションです。
聞かれた上司は、考えないといけません。
あなたではなく、「上司が」、どこのお店がいいか考えないといけなくなるのです。
お店を考えるのが大好きな上司ならいいかもしれませんが、普通は違います。「ん-っと、どこのお店がいいかなー」と考えないといけなくなります。
そう、
オープンクエッションは、
考えるコストを相手に押し付けているのです。
では、次の聞き方はいかがでしょうか。
「私はパスタが食べたいのでこのお店がいいと思いますが、〇〇さんはどう思いますか?」
これだとYesかNoです。
そして、NOの場合のみ考えればいいのです。
クローズドクエッションだと、
相手に考えるコストを押し付けなくてすむのです。
ランチのお店の話をしましたが、仕事でも同じ。
「これってどう考えればいいですか?」
ではなく、
「私はこう進めればいいと思うのですが、これでいいですか?」
と聞くのです!
ここはある意味、社会人としてのお作法のようなところでもあります。
が、けっこう出来ていない人が多い。
上司もよく言っていました。
「打ち合わせでは、松竹梅を持ってこい」と。
そしてさらに。
筋が良いの期待値を上げると…
察しが良いから要点をつかむのがうまくて、クローズドクエッションで投げ掛けてくる質問の内容が的をいていたい!
と思うもの。
そのためには、どうすればいいか。
NHKを意識しましょう!
N 認識
この人はどこまで知っていて、どこまで知らないかを正しく把握する
H 反応
これを聞いた時に反応されてポジティブな反応か、ネガティブな反応か、どちらかを考える
K 関心
この質問をして、この人興味・関心あるかな、と考える
このNHKを意識してクローズドクエッションをすれば、さらに仕事の筋がいいの期待値を上げることができる、というわけです。
ただ、クローズドクエッションがいいと分かったとしても、1つ壁があります。
そう、お門違いの質問をされると、人はイラっとします。
ですので、
クローズドクエッションをするためには…
→推測が必要である
→そのためには、自分の意見を明確にする必要がある
→そのためには、NHKを意識して、大量にインプットをすること
→そのためには、オープンクエッション禁止令
このフローが大切です。
ということで、
仕事で「筋がいい人」になれる、たった1つの大切なこと、それは、
オープンクエッション禁止令
です。
ぜひ、みなさまも覚えて帰ってください。
さて、冒頭のシチュエーションに戻りましょう。
ではなく、
という会話が生まれる日がくるかもしれません。
(妻だけでなく、夫も考えろや!というのはまた別軸のお話です。)
オープンクエッション禁止令
ぜひ、みなさまも覚えて帰ってください。
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