イケアグループでは、男女の賃金差がプラスマイナス〇%以内。しかも毎年見直している!
「日本のジェンダーギャップ指数を上げるために日経xwomanができることは?」
これは、8月中旬に開催された、日経xwomanアンバサダーミーティングでのお題です。
日経xwomanアンバサダーミーティングでは、今年度の動きや、今後の予定の説明を受けました。改めてアンバサダーとして頑張るぞ!という意識を持てたので、参加できて良かったです。
そこで、「日本のジェンダーギャップ指数を上げるために日経xwomanができることは?」という上記のお題が出たのです。おぉ、とても関心ある分野です。私自身のためにも、娘の将来のためにも。
私は考えました。
まず「ジェンダーギャップ指数を上げる」を因数分解してみようと思いました。抽象的なところから、具体的なところまで落とし込んでいこうと思ったのです。
ジェンダーギャップ指数とは何か。
「0」が完全不平等、「1」が完全平等を示し、数値が小さいほどジェンダーギャップが大きいという指標です。
日本の総合スコアは0.647で、前年(0.650)と比べてわずかに後退しています。146ヶ国中、なんと125位という低さ。
各国の男女格差を「経済」「教育」「健康」「政治」の4分野で評価し、国ごとのジェンダー平等の達成度を指数にしているものです。
日本の順位が低いことは、一時かなり話題になったので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
ここまでで、日本の順位が低いこと、ジェンダーギャップ指数には4分野あることが分かりました。
でも例えば「経済」のジェンダーギャップ指数って、どのように算出されているのでしょうか。以下の5つです。
ここまでを整理してみましょう。
「ジェンダーギャップ指数を上げる」
→現在0.67を1に近づける
→「経済」「教育」「健康」「政治」の4分野での男女格差をなくす
→例えば「経済」分野だと、「収入格差」をなくす、「管理職の人数を増やす」
という風に、少しずつ具体的になってきました。
因数分解すると見えてくるものがありますね。
では今度は、「管理職の人数を増やす」「収入格差をなくす」について考えてみましょう。
これを聞いた時にまず思い浮かべたのが、この記事です。
ーイケア 女性管理職比率50%!企業文化の根付かせ方ー
「管理職の人数を増やす」「収入格差をなくす」という点において、このイケアの施策はとても参考になるなと思いました。
/
というか、賃金差5%以内って、すごくないですか…!!
\
話を戻します。
「日本のジェンダーギャップ指数を上げるために日経xwomanができることは?」
このようなイケアの例をたくさん記事に出すこと、だと思いました。
そして、私は日経xwomanアンバサダーとして、こういう記事をどんどんシェアしていく。これができることかなって。
また、上記記事の「平等な機会は家庭から始まる」というフレーズにも、首がもげるほど同意しました。
というのもですね…
以前、日経新聞の「私のリーダー論」というコーナーで、当時(2020年5月14日夕刊2面)イケア・ジャパンのヘレン・フォン・ライス社長が、こうおっしゃっていたのです。
ー日本でリーダーになる女性にアドバイスは。
「まずは正しいパートナー選びです。パートナーが家事などを半分やり、家庭を支えてくれることが重要です。」
家庭におけるこの分野には正解がありません。それぞれの家庭によってありたい姿もそれぞれですしね。
でもそれを踏まえた上で、「日本のジェンダーギャップ指数を上げるために日経xwomanができることは?」を考えるならば。
活躍している女性のパートナーを取材してみるのも、一手かもしれません。どういう家庭バランスであれば、女性が活躍できるのか。
確かに、仕事と家庭は別物です。ただ、限られた時間の中で活躍するためには、その中にどのように家庭を回しているか、という視点も全く関係ないわけじゃないと思うんですよね。
以上、「日本のジェンダーギャップ指数を上げるために日経xwomanができることは?」を考えてみました。
いかがでしょうか?
もしどなたかの参考になれば、嬉しいです!
そして、これからも考え続けていきたいと思います。私自身のためにも、娘のためにも。
(2,041字)
日経xwomanテラスにも書いています。
アンバサダーやってます。
クリックしてもらえると嬉しいです。
日経xwomanのオーディエンスエンゲージメント長とのツーショットがあります(笑)
ありがとうございます!サポートとても嬉しいです。いただいたサポートで、娘に絵本を買っています。