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『トップ1%の人だけが知っている「最高のマネープラン」』を読んで~読書記録vol.30~

 お金とは、「たくさんないから不安」なのではありません。「お金をコントロールできていないから不安」なのです。

『トップ1%の人だけが知っている「最高のマネープラン」』 p246

基本的には「いま、いくらあって」「これからいくら必要なのか?」が事前にわかっていれば、自然とそれに対する対策を取ろうとするものです。

同著 p246

ということで、読書記記録vol.30!

『トップ1%の人だけが知っている「最高のマネープラン」』を読んだので、ここにアウトプットしておきます。



▼こんな人にオススメ

・将来に漠然とした不安を抱えている人
・副業をしたいが、どうすればいいか迷っている人
・投資を始めてみたいが、何からすればいいか分からない人

▼一言で言うと

自分のマネープランを作成して、望む人生を手に入れる方法を書いた本です。
題名だけ読むと煽っている感じがしますが、内容はかなり本質をついたものでした。
特に冒頭に紹介したここの分は、もう本当にその通りで、首がもげるほど頷きました!

基本的には「いま、いくらあって」「これからいくら必要なのか?」が事前にわかっていれば、自然とそれに対する対策を取ろうとするものです。
 お金とは、「たくさんないから不安」なのではありません。「お金をコントロールできていないから不安」なのです。

p246


▼印象に残ったこと

・お金が貯まらない人の特徴、貯まりやすい人の特徴

≪お金が貯まらない人の特徴≫
・将来の不安や恐怖を見ていない人
・支出に対して明確な価値基準を持っていない人
・自分がいくら使っているのか把握できていない人
・自分が今後いくら必要なのか把握できていない人
・貯める理由、金額の裏付けに対して「なぜ?」を答えられない人

p29-30

≪お金が貯まりやすい人の特徴≫
・将来に対する不安や恐怖を持っている人
・自分がいくら使っているのか把握できている人
・自分が今後「〇〇円準備すればいい」という明確な目標がある人
・貯める理由、金額の裏付けに足して「なぜ?」を答えられる人
・支出に対して、使う基準を持っている人

p31

・サラリーマンと自営業者がお金をたくさん稼ぐ方法は2つしかない

サラリーマンと自営業者が、お金をたくさん稼ぐ方法は、基本的には2つしかありません。
1.長い時間働く
2.時間単価を高くする

p40

・貯金できる人とできなない人の差は、〇〇の差

貯金できる人とできない人の差は、“学習の差”です。

まず、お金を意図的に貯めていくためには、計画(プラン)が必要。
散在しがちな人は、ご自身のマネープランを持っていないことが、大きな要因となっています。

p50-51

・マネープランの手順

マネープランの手順
1.現在の「収入」「支出」「資産」「負債」の把握
2.延長線上にある将来の資金を予測
3.必要となる老後資金を予測
4.将来の資産状況と老後資金の差を把握
5.差を埋めるための手段を構築する

p52

以上の順番で進めていきます。

マネープランの具体的な作成方法も、この本の第3章以降で詳しく解説されています。

・老後戦略2点

私たちが考える老後戦略とは、
1.いつ引退するのかを自分が決める
2.自分の資産を枯渇させずに生活していける仕組みをつくる
の2点です。

p67

・自分にとって本当に必要なものが分からない時は

人は「これは本当に、自分にとって必要不可欠なものか?」と考えているだけでは、堂々巡りをしてちまがちです。
ですから考えても結論が出ない時には「試しに1度、白紙に戻してみる」というのも、非常に効果的にです。
やめてみて、「禁断症状が出た」とか、「生活に支障が出た」ということであれば、確かにそれはあなたにとって欠かせないものであるに違いありません。ただし、そうでないのであれば、「自分にはなくてもいいものだ」と判断できます。

(例)飲み会、セミナーなど

p134

・投資の注意点

「名の通った会社だから」「担当が新味に相談に乗ってくれたから」「知り合いの紹介だから」…ということではなく、「相手の言っていることは本当に正しいのか?」と疑問を持つのは、自らを守るためにも必要なことなのです。
(スルガ銀行の例で)

p196

・投資は、〇〇を探すのに似ている

 投資をたとえて言うと、ちょうど賃貸物件を探すのに似ています。
 賃貸物件で、「駅近で」「家賃が安くて」「内装がきれいで」「環境が良くて」「静かで」……などという物件はありません。
たとえば、「駅近なら家賃が高い」「割安物件には難がある」「乗り換えが便利な駅ほど相場が高い」等々、必ずトレードオフの関係にあります。
 同じように、投資にも理由があって、その価格と利回りになっています。「利回りが低い→それだけ安定している」「高い利回りが見込める→代わりに元本を失う確率も高い」……。

p197


以前書いて、グランプリを受賞したこのnoteに通づるものがありました。


まずはこの本を読んで、この本の通りに、まずはマネープランをたててみることをオススメします。
投資はあくまでも、計画(マネープラン)を達成するための「手段」ですからね。

(2,100字ぐらい)


▼前回の読書記録


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