今期のGAFAMの決算を見てみた結果
先日、世界の企業のうち4分の1が最高益を出したという記事を読みました。と言っても、この記事を読んでから1ヶ月以上経っているんですけどね。
特にデジタルが好調だ、と。
ここでふと思ったわけです。
今期のGAFAMはどうなのかな?って。
そしたら、前回7月に私が書いた記事の予想が当たっていたので、けっこう嬉しくて。思わずこの記事を書いちゃったわけです。
前回7月の記事はこちら。
前回同様、まずは、売上高から見てきましょう。
◆GAFAMの売上高
<昨年の数字> ※年間です
1.Amazon 2805億ドル(20億ドル増)
2.Apple 2599億ドル(2億ドル減)
3.Alphabet 1614億ドル(17億ドル増)
4.Microsoft 1255億ドル(13億ドル増)
5.Facebook 706億ドル(26億ドル増)
<今回の数字(2020年7-9月期)>
1.Amazon 961.45億ドル(37%増)=10兆145億円
2.Apple 646.98億ドル(1%増)
3.Alphabet 461.73億ドル(14%増)
4.Microsoft 371億5400万ドル(12%増)
5.Facebook 214.70ドル(22%増)
売上高の順番は、昨年と変わっていませんね。やっぱりアマゾンすご!
では次に、純利益!
◆GAFAMの純利益
<昨年の数字>
1.Apple 552億ドル(7億ドル減)
2.Microsoft 392億ドル(137億ドル増)
3.Alphabet 343億ドル(11億ドル増)
4.Facebook 184億ドル(16億ドル減)
5.Amazon 115億ドル(15億ドル増)
<今回の数字(2020年7-9月期)>
1.Microsoft 138億9300万ドル(30%増)=1兆4500億円
2.Apple 126.73億ドル(▲7%減)
3.Alphabet 112.47億ドル(59%増)
4.Facebook 78.46億ドル(29%増)
5.Amazon 63.31億ドル(197%増)
純利益の順番は…変わりました!!
1位だったAppleが2位に、
逆に2位だったMicrosoftが首位となりました!
◆この前の記事で予想した通りになった
アマゾン、アルファベット、フェイスブック、マイクロソフトの4社の純利益は、過去最高です!アップルだけが2四半期ぶりに減益。まぁ、予想通りでしょうか。
7月の記事で書いた通りです。
今後の見通しとしては…
やっぱりアップルといえば、iPhoneなんですよね。ハードウェア事業への依存度が高い。そこが弱いなぁと。アマゾンも、アルファベット(グーグル)もマイクロソフトもクラウド事業をガンガンやっているのに、アップルはそこが弱い。これからはハードウェアの時代じゃなくて、ソフトウェアの時代。
書いた通りになるっていうの、ちょっと快感です。ふふふ。
そして、上記の記事でこう書きました。
一番注目されている企業、それは実はアマゾンです。
そして今回の決算で、アマゾンの前年同期比の純利益、なんと3倍!!
なぜか純利益が3倍にもなったかって?
コロナの感染拡大で在宅勤務が想定以上に長期化し、ネット通販事業やクラウドサービスの需要が急増したからです。
ジェフ・ベゾスCEOは、「ホリデーギフトを早めに購入する顧客がこれまでになく増えている」とコメント。顧客の注文に対応する人員を確保するため、期間従業員の採用や正社員化を含むキャリア支援に取り組んでおり、今年だけで40万人以上の雇用を創出!!
(日経新聞より)
クラウドサービス「AWS」の売上高も、29%増の116億ドル。
アマゾンプライム会員からの収入を含むサブスクも、33%増の65億ドル。
在宅勤務の浸透でクラウドサービスの利用が拡大したと言えば、マイクロソフトもです。
「Azure(アジュール)」や「Teams(チームズ)」ってマイクロソフトなんですよ。クラウド関連事業の売上が31%増、152億ドルとなり、なんと全体の4割!!
チームズの1日あたりの利用数は1億1500万人!半年前と比べて5割増えてます!!パソコンの「サーフェス」は37%増!!
7月の記事で、こう書いた私、先見の明があるんちゃう!?(笑)
クラウド事業シェア率2位っていうのがいいよね!
コロナショックによって、多くの企業がクラウドへの移行を進める中、チームズをはじめソフトウェアやクラウド事業のサービスがかなり期待できます。
ということで、今期のGAFAMの決算結果を見てみた結果でした。
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