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「卵子凍結」でモヤモヤ

抗がん剤治療を開始する前に

その① 産婦人科で中絶手術後の診察
その② 放射線治療科でCVポートの説明を受ける

↑の予定が入っていたので再び病院へ。


まずは産婦人科で
術後の子宮に問題がないか超音波検査をしてもらいました。

子宮内は綺麗になっていて
あれから2週間ほど経っていたのもあり
もう新しい排卵が見えていました。

本当に、これを何回も何回も思ってしまうんだろうけど「健康だったらいくらでも妊娠を望めるのに」
妊娠したいのに出来ない状況に置かれてる悔しさにまた涙が出てきました。
中絶手術をしなければもう妊娠3ヶ月は経っていただろうなとか。

涙を拭きながら先生のお話を聞くことに。
手術を担当してくれた先生とはまた違う女性の方でした。

ここで少しモヤモヤしたことがあったのですが、
乳腺科の先生から「卵子凍結」の話はあったかと聞かれ
何も聞かされていなかったのでいいえと答えました。

私も自分で調べたりはしていたんですが
卵子凍結については自分自身も夫もなんだか乗り気にならなくて、やらない方向で話をしていました。

勿論また妊娠したいという気持ちもあり、がん治療後のリスクも理解しています。
費用が高くて手が出せないという訳でもないです。

でも上手く言い表せれないんですが
とにかく絶対にやりたいという気持ちではありませんでした。

ですが、一応「もし卵子凍結をしたいと言ったら可能なんですか?」と聞いたところ
がん治療のスケジュール的に間に合わないとのこと。

え?間に合わないの?
元々する気はなかったので別によかったんですが
もしやりたいと思っていて間に合わないって言われたらひどくないですか?

さらには卵子凍結するにはまた1ヶ月くらいかかるからがん治療が伸びてしまうやら
ホルモンを活性化する必要があるため乳がんによくない影響が出るなど言われ
むしろやらない方がいいような流れに。

モヤモヤ。

今思えば
乳腺科の先生は最初私が妊娠継続してがん治療を希望していたことや中絶のことも知っているのに
この話を提案されなかったのも何かモヤモヤするし

担当の先生でなかったとはいえ、この産婦人科の先生もなんだかなーとダブルモヤモヤしました。


複雑な心境のまま
ガラガラの放射線治療科へ行き
(乳腺科と産婦人科はいつも死ぬほど混んでる)
CVポートの手術の説明を受けました。

詳細が書かれた資料を見ながら

こういうの載せてもいいのかな
ダメだったら消しますね

体内に入れる部品の実物を見せてもらったりしました。

局所麻酔で
意識がある状態で
直径1センチくらいの金属物とチューブを
自分の体内に入れる…?


想像したら怖すぎて何回か気絶しそうになり
疲れ果てて病院を後にしました。

働いてる方には申し訳ないんですが
ほんと、病院いや泣泣

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