【答えでました】新しい挑戦を喜んでくれるか、くれないか、私はそこで判断する

妙に頭が冴えてしまった。
明日はディズニーというパワーワードが頭を霞むけど、今日思ったことをここに記録する。

私、27歳だけど先月初めて初ブリーチをした。
ずっとしたかった髪色を手に入れた私は、最初は日本人じゃありえない発色さによる見慣れなさから違和感しかなかったものの、念願だったこと＋周りの評判も好調だったこともあり、今ではワタシ史上最高の私、更新って感じでとってもお気に入り。

ブリーチから一ヵ月以上たった今日、私は実家に帰った。
27年間、暗髪しか見せてこなかったこともあり、内心髪の毛への反応が気になっていた。
最初に会ったぱぱは以外と気にしておらず
最初は誰だか分らなかったよ～、俺も金髪にしたいよ。似合うよ（無理やり言わせたけど）と言ってくれた。

そして実家帰りの一番の目的であるおばあちゃんとの再会。
父方のおばあちゃんは実家のすぐ近くの老人ホームに住んでいて、
コロナ期間や私の家出、仕事の多忙さもあって２年ぐらい会えていなかった。
御年97歳のおばあちゃん、反応が気になったものの、
ワタシを見るなり「夢みたい、本当にきれいになった」とまず一言。
髪染めたんだ、どう？のことばにも綺麗、似合うとほめてくれた。
私のジュエリーやピアス、どんな小さなこともかわいいと、素敵と
そうほめてくれるおばあちゃんをみて、ああこの人昔からこうだよな。と

正直おばあちゃんは会うたびに耳が遠くなって、話し方も以前とは全く違くなってしまってから、なぜか会いずらい存在になっていたけれど、
おばあちゃんから発せられる言葉で、おばあちゃんの温かさをとても懐かしく感じた。

もちろん綺麗だと言ってくれることは最高にうれしいが、それよりも、
ああこんな私にも会いたがっていた人いたんだ～的なそんな気持ちでなんか泣きそうになった。
それと同時になんでももっと来れなかったんだろ、と心が痛んだ。

施設の人にもこんなにきれいな孫紹介したら驚くよ～って、
んで、施設の人もこんなきれいなお孫さんいたなんて！って

なんなんこの施設？自己肯定感爆上げ施設？？入居しようカナ？？？

カサカサでしわしわな手で私の手を握り、何度もほめてくれるおばあちゃん。

特に何もしていないのに、勝手な自己満足で満たされた私。
今日はこれでは留まらず、もう一人の祖母にも会いたいな、と母方のおばあちゃん（ババ）にも連絡。

実家の最寄りから30分かけてババの家に向かった。
ババにも会いに行くのが久々だったから、ババは私を見てどんな反応をするかなと。

結果からいうと、ババは良いとは絶対に行ってくれなかった。
思えば母方の家は髪色にとてもうるさい。
母も叔母も白髪染め以外、髪を染めたことがない黒髪至上主義。

そんなことわかってはいたものの、先ほど上げに上げられて
気分はスーパーモデルだった私は一気に現実を見させられた。
髪がぱさぱさ・将来白髪が増える・髪が伸びているのが変（リタッチするって・・・）

好き勝手に発せられる言葉。

アルツハイマー病のババは会うたびに言葉がきつくなっている。
どんな時でも叔母・母は病気のせいだと、気にするな、と言い続けてきたけど、ババと同じように年を重ね、老いているおばあちゃんと会ったことで、
私の中ではっきりしてしまった。

これって病気のせいとかじゃ無くね？？？
そもそもの性格だろ。

ババはたしかに私が小さい頃は控えめな女性だった。
にこにこというよりは微笑んでいるみたいな、大笑いはあまりしない、
気になったことをその場で言わず、後から言うみたいな。

対しておばあちゃんはいつだってニコニコして何言っても大爆笑してた気がする。そういえばババとは比べ物にならないぐらいほめてくれていたな、おばあちゃんは。

まあこれはどっちが悪いとか、イライラした、とかではない。
ただ老いゆく二人を見ていて、私だったらおばあちゃん見たいに年を重ねたいなと思ってしまった。

同じ私をみて、あまりに違う反応。
対照的だなあ。

他者が自分に与える影響って個人的にすごく大きいと思う。
私は特にちょっとした表情や言葉をかなり引きずってしまうから。

無意識に人を高められる、そんな自分でいたいし、
周りにもそうでいてほしいな。

そうおもった今日でした。
おやすみ！