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拗らせイケメンは結局〇女を選ぶ説

はじめまして。アラサー女性会社員です。
一作目はさすがに自己紹介を書くべきなんじゃないかとは思うのですが、
昨日あるイケメンとした会話から思うことがあり、以前から知人に勧められたnoteに唐突に記すことにしました。

拗らせているイケメン多いと思いませんか

最低限の設定説明から。前提として、私は社会人5年目の地方都市配属の会社員です。
タイトルの彼は一つ年上の業界の違う、同じく転勤族のリーマンです。
私は前配属地での上司との人間関係による休職を経て、そのまま4月の辞令で転勤し7月末に現在の地方都市で復職しました。もちろん彼氏はほしいですが、職場復帰前は実家療養で出会いもなく恋活をする体力もなかった(現在もない)ので真剣な恋人探しはお休みしています。(やはり自己紹介noteを作るべきですね…後日掲載いたします)

もう一つの前提として、私は日本女性(というくくりで勝手な感触判断ですが)の中では性欲が非常に強いタイプです。三大欲求でもほかの2つを押しのける勢いです。
以上のことから、復職前の5月に初めてこの都市に私用で訪れた際、T●nderをインストールしました。一人目にマッチ、即日会うことになったのがタイトルの彼です。

本題に入りますが、彼は早慶レベル卒、実家も東京、身長は170後半、お顔はテ〇スハウスの軽井沢編で3か月ほど住んでいた池添俊亮くん似(自分の性対象を確認したいと入居した子)です。大手に入社し配属希望で「美人が多い街がいい」と希望を出したら通ったそうです。絵にかいたような人生イージーボーイです。

メンタルが永遠に凪。平行線。大恋愛もなし

彼は行為時間と同じくらいの時間を雑談にも使ってくれるタイプで、せっかくお金を払ってホテルにいるのに結構まじめに、仕事や周りの友人や日本社会について談義することが毎度続いています。(私は談義できる人が好きなのでそこが個人的高ポイントです。多分あっちも分かって攻略してきています)
上記のようにハイスペの綺麗顔なのですが、中身はハンターです。精力の塊、タイガーで、行為のために稼ぎ生きているという完全ヤ〇チンです。
厄介なのが、気に入った子は自分だけの専有セフレにするためにめちゃくちゃ尽くしてくる戦略のようで。私も一つ一つの対応の安心感と居心地の良さに、たまに俯瞰したもう一人の自分が「戦略がまじ出来上がってるな…」と感心しまくっています。

彼は人間関係で休職するような私とは正反対の、自分に降りかかるすべてを水に流せる世渡り上手だな、と感じていたので今回「落ち込んだ時はどうするのか」と聞いて、思考や性格を掴む会話をしました。
「いやなことがあっても、ぼーっと歩いてたら電柱にぶつかったようなもの(アクシデント)だと思ってるから落ち込まない。あ、間違えた、と思った次の瞬間にはもうアクシデントが起こる前の自分に戻っている」と。予想通りでした。(HSPがちな私からすると人造人間のような答えでした)。
そんな彼に何かに熱中したこと、とても心が躍ること、めちゃくちゃ人を好きになったことはあるのか尋ねました。…いずれもありませんでした。
口癖は
・時間は有限。無駄なことは省くのみ。
・女性と恋愛できないとぼやいてるやつはYouTubeでも見て美容院行って外出て声かければ、1時間で人生変わるのに、気が知れない。

恋人がいるってのは素敵だと思う。でも…

この会話をしたのは会って3回目で、はじめは謙虚だった彼も私と打ち解けてきた今回は、思い切り自分のスペックを肯定しながら「恵まれすぎて人生を線で描くとずーっとこんな感じ」と左から右にまっすぐ指を動かしました。やっぱりね。「ありがたいし、だからと言っていいとも悪いとも思わん。いい大学出してもらって身長と顔があっておまけにチ〇コもでかくて。

例えば、スタイルがいい美人がいる、声をかける、抱けてしまう、もうそこで終わりになっちゃう。交際にメリットを感じない(←これ交際の深みがわからない人言いますよね)。でも恋人がいるってのは決して否定しないし、きっといい時間なんだろう。ただ、手にしたいとは思わない。現に付きあわなくてもある程度のことをできるから。」
彼って、世間から見たらすごく幸せな人生だと思うんですよ。実家ガチャ、容姿ガチャ、戦闘能力(性)ガチャ。(個人的には何より)そのメンタル、性格。
でも凪すぎて、人に「お前人生楽しいん?」て聞かれたとき30秒ほど答えられなかったそうです。酸いがわからないから甘いもわからない。「いつが一番モテた?『常に』とか無しね」と言っても「うーん、ずっと同じペースでモテてるからなあ」でした。彼は「桐島、部活やめるってよ」の映画版の東出くんのセリフにすごく共感したと言っていました。(肝心なとこ度忘れしてますが、「熱中できるもんがあるやつっていいなあ」的なセリフで役も彼みたいなキャラでした)

やっと本題(汗)「俺が恋愛するときは芋女を選ぶ気がする」

大変前置きが長くなってしまいましたが、結局彼は会話の中で、上記の発言をしてきました。はあ?ですよね、毎日美容を頑張っている私たちからしたら。
え、美人は中身も知ろうとせず抱いて捨てるくせに、最後に選ぶのは芋女!?
もちろん私たちはいまだに「選ばれる性」という古い風潮に悩まされることもありますが、基本的にネイルも服もメイクも、自分を好きになるため、仕事のモチベを上げるため、自己投資でしています。はい。その前提はあるので男性に褒められたらおまけ付いてきたくらいの感覚ですが…ですがね、
田舎から大学進学で上京した私もはじめは芋女でした。自分で自分がダサいことに気づき、創意工夫を経て垢抜けました。初めてのnoteで書くことではありませんが、元は(親に感謝)よかったので、今はプチプラで5分メイクをするだけで、面食いの彼が私をリピートしてくれるレベルにはなっています。
なのに、結局地味な子を選ぶって何?
理由は、女性と遊びすぎて接しすぎて、女性の情緒の豊かさ(悪い意味で言ってましたけどね)やなんやらを見すぎて、もう全く別の生物だと考えていて、かわいい子は信頼できない、んだそうです。笑えます。自業自得。
というか、垢抜けているか否か=安心できるか否か、と定義しているあたり大学生じゃありませんか?
私たち美容を頑張っている女性はそれまでのおつまみなのですね。

意外と耳にする、イケメンは自然派な子を選ぶ説


聞いたときは一瞬、悔しさがこみ上げましたが、冷静に考えてチンダー無双男が言うてるだけなので、そもそも私が反応するほどでもない発言です。ただええええと思ったのでnoteに書きましただけでございます。
ただ、気になるのは
・今週読んでいた浅田悠介さん原作の漫画「わたしは愛される実験をはじめた」でも、イケメンが結局「え…この子でいいの…?」みたいな子を選ぶのは落ち着きを求めてる、合コンでも慣れてなさそうな子が後日お付き合いに発展したりしている との描写があったこと
・とある女性YouTuberの動画で『イケメンに限って、彼女が「ん?」みたいな子だったりする。モテてきたから顔より中身や決定的な(好きになる)要素があって恋愛している』 と発言していた

この二つが彼との会話の前後であったので、余計に頭に残りました。
世間的に「美女と野獣」カップルは多いけど、「イケメンと普通の女子」は少ないよね、だとか、イケメンほど自信があるから自信のある美女に迷いなくアプローチする、という言説はある程度その通りなのでしょうが、そうではないイケメンもどんどん増えているのだろう、と思った次第です。

この不安定で流動的な世の中、拗らせたイケメンがかなり多いと肌感覚で感じています。他にも知り合いにいるので、パート2とか、、書けると言えば書けるのですが。この度は唐突に書き残したく、喫緊で遭遇した
”ハイスペだが実は!”拗らせイケメンをここに記しました。
イケメンも大変ですね。特に恋愛についての考え方って性別問わず、とにかく他人が変化させられないですよね。自分で学んだり経験して何かを発見するしかない。


終わりに…私も理想の結婚相手は”陰”寄りな男性がいいという特大ブーメラン

散々彼のことを「はあ?」連発してきましたが、ふと我に返って自分に特大ブーメランがぶっ刺さっていることに気が付きました。
私も性欲が強いが故、女性慣れしたイケメンとこれまで楽しませてもらってきましたが、もし結婚するとしたら、相手は絶対地に足のついた若干陰キャな男性としか入籍せん!と決めていました。忘れてました、、、

もう3高だからモテる、とか、周囲が紹介してくれてあれよあれよと結婚しちゃった、とかではない現代、イケメンも私も結局心の奥では安心して愛することができる人を求めているんだなあ、と、ムカついてしまってごめん。と思いました。そしてそれをオシャレ度で判断する愚かさにも気づきました。しかし一番わかりやすいのはそこなんですよね(もちろん服以外に言動も含め)。
親世代より確実にイケメンも美女も恋愛に悩む時代になったように感じます。私のゼミの先生も「SNSがあることが若者の恋愛離れに影響を及ぼしている」とする論文を数年前出していました。もう監視社会ですからね。

じゃあ、イケメンと結婚したかったら芋女に戻ったほうがいいの?
そんなあ…とも一瞬思いましたが、私の理想の結婚はお相手のイケメン度は重視しないので、これは気にすることないわ!というとこに落ち着いたひどく普通のオチです。。笑
彼とは息抜きとしてこれからもビジネスライクの範囲で仲良く(たまにはまた議論もしながら)したいと思います。ただ、前回まであまり込み入った質問ができず、慣れた対応に安心とキュンをいただいていましたが、今回は性格や思考回路を掴むことを目標に会話し、あらかた分かった結果、あまりに手慣れてセフレが複数いる人は私は心から楽しめないと気づいたのでペースダウンします。

おまけです

「特大ブーメランやん」と別でもう一つ気づいたのが、私自身、いっぱしに都市を歩いて、男性にときたま振り向かれたり見つめられたりするようになった今(自分で言うなし!)よりも、前述した「芋女」だった時のほうが、「モテの質」が確実に上でした。芋の時のほうが、好いてくれる男子の人間性が非常に素敵でした。今のほうがなんだんかんだ、顔スタートで好かれるようになり、数はどっこいどっこいですが男性の「質」が若干下がっているのを数年前から気づいています。難しいです。ううう…でも今の自分が好きなのでもちろん好きな身だしなみで闊歩し続けます。

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https://note.com/megege/n/n6e3d4b124628

この記事から3ヶ月後の続編です

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