見出し画像

「音声メディアは流行っているのか?」を調べてみた

「Podcastなどの音声メディアが流行っている」

という話を最近よく耳にするようになった。

ただ、まだ世の中的には「誰もが知っている」わけではなく、「一部の人が好き」的な偏った空気のように感じる。

僕自身が同僚のかっくん(note)とPodcastを始めたこともあり、「音声メディアは流行っているのか?」に興味があった。

ということで、収入、統計、Z世代……などなど様々な観点から調べてみることにした。



※ こちらの記事はPodcastで話した内容を再編したものになります



Spotifyへの専属契約で100億円

megaya:
まず、流行りでわかりやすいのがお金が動くかどうかじゃないですか

かっくん:
はい、はい


megaya:
これはあくまでちょっと噂程度の部分もあるんですけど、ローガンっていう人はSpotifyへの専属契約で100億円とか言われているらしいんですよね。

かっくん:
おー、すごい!

「『Podcast』を聴いたことがある」と回答した人は半数以上


megaya:
Pew Research Centerによると、アメリカでは聞く人がだんだんと増えてきているデータがあるんですよね。

海外で人気沸騰!今、ポッドキャストが急成長している理由 より

「『Podcast』を聴いたことがある」と回答した人は51%と半数に。「毎月聴いている」は32%、「毎週聴いている」は22%と、「Podcast」が始まった頃の2006年からその人気が徐々に上昇し、「頻繁に聴く人」が増えていることがわかる。

かっくん:
ある程度の定着率もあるんですね


Z世代は複数の音声メディアを同時に視聴する

megaya:
そもそもPodcastって毎日、聴いています?

かっくん:
毎日ではないですね。よく聴いてる人の更新があったときとか、仕事中とかかなが多いかな。YouTubeに浮気することもあれば、普通に音楽を聞くこともありますしね。場合によって音声メディアを使い分ける感じかな。

megaya:
今はいろいろ選択肢がありますからね。Z世代では「同時に複数の音声メディアを楽しむ」人が多いらしいですよ。

かっくん:
へー!

Z世代に拡がる「音声メディア」、音楽配信は6割が利用 ~耳をマルチタスクに使い分け、テキストより通話、女性は“人の声”で寂しさ解消~ より

Z世代の音声メディアユーザーのうち、音楽を流しながら「音を出してテレビを見た」は6割、また、3人に2人が音楽を流しながら「音を出して動画を見た」経験があり、音の出る複数のメディアに同時に接触することへの抵抗感が少ないことが明らかになりました。

megaya:
ゲームやりながら、YouTube見ながら、音楽聴くみたいな。

かっくん:
聖徳太子が爆誕している(笑)

megaya:
デジタル聖徳太子だ(笑)


「文章」よりも「音声」の方が頭に入りやすい


megaya:
Z世代のアンケートでは「音声」と「文字」だと、「音声情報の方が頭に入りやすい」という回答の方が多いみたいですね

Z世代に拡がる「音声メディア」、音楽配信は6割が利用 ~耳をマルチタスクに使い分け、テキストより通話、女性は“人の声”で寂しさ解消~ より

Z世代は、「通話の方が文字での会話より楽」という回答が男女とも約半数です。また、女性Z世代の45%が「読む」より「聞く」ほうが頭に入りやすいと答え、他世代より10pt以上高くなっていました。

megaya
これはYouTubeの流れからも、やっぱり文字で読む人が減ってるってことなのかな?

かっくん:
僕たちの会社的には、文字読んでほしいんですけどね。

megaya:
ですね(笑)
YouTubeは音声じゃなくて映像付きだから当たり前ですけど、やっぱり頭に入ってきやすいですよね。

かっくん:
学校で習うよりもYouTubeを見た方が成績が伸びたみたいなこともありえるからね。「プロがわかりやすく解説している同じものをみんなが見るほうが効率いい」とかはありそう。


Podcastでお金は稼げるのか


かっくん:
調べたことで聞きたいんですが、Podcastで収益をあげることは可能なんですか?

megaya:
Podcastは人気がでてくるとスポンサーがつくみたいですね。海外だけではなく日本でも「この番組は〇〇の提供でお送りします」と最初に提供を読み上げる番組もありますね。


megaya:
日本だとまだいないかもしれませんが、アメリカだとYouTuberと同じようにPodcastだけで食べている人もいるみたいですね。

かっくん:
へー!そうなんだ!

「Netflix」の『ダーティ・ジョン -秘密と嘘-』や「Amazonプライムビデオ」の「ホームカミング」といった「Podcast」の人気番組をもとに、オリジナルドラマが制作されたことも話題となった。

海外で人気沸騰!今、ポッドキャストが急成長している理由

megaya:
Podcastからドラマ化もしているみたいですね。『シリアル』というドキュメンタリーのPodcastはダウンロード回数が8000万回とかされていますし。続けているといろんな可能性がありそうですね。

Clubhouseは終わりなのか?


megaya:
音声メディアはただ喋ってるだけという枠を超えてきてる感じはありますね。Clubhouseとかもそうじゃないですか、音声配信がコミュニティになるみたいな。ちょっとブームの終焉は早かったですけど。

かっくん:
早かったねー(笑)
それで言うと、最近はTwitter Spacesは録音機能がついたのは大きいですね。アーカイブを追いかけることができるようにもなったし、フォロワーに簡単に届けられるのは手軽でいいですね。

megaya:
Clubhouseは落ち込んだんですけど、今は投げ銭にみたいなこともできるらしいですね。


megaya:
日本でいまだに一部の人に根強い人気らしいんですよね。日本向けに結構金力を入れて機能を出してくっていうのを宣言したみたいなんですよね。

かっくん:
喜ぶ人はいそうですね

megaya:
私はClubhouseを全然やらなかったんですけど、かっくんはやりました?

かっくん:
やってましたね。iOSエンジニアと話すのは何回かやりましたね。そのあとは、毎朝ラジオ体操するみたいなことをやっていました。

megaya:
へー!おもしろい!続けていったら文化になりそう

かっくん:
やっているときは毎日数人は来てくれてけっこう楽しかったですね



この記事は『ポッドキャスト配信について語る Advent Calendar 2021』の12月13日担当です




『てくてくFM』について


「2人がわからないことを話しながら解決していく」という感じのゆるーいテーマでやっているPodcast『てくてくFM』をよろしくお願いしますー!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?