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印刷物の目視検査で黄色や赤色が関係する不良は見つけにくいのには訳がある~人の進化と「先天色覚異常」

皆さんは目視検査を知ってますか?
人間の目で製品の外観を品質基準に基づいてOK/NGに振り分ける作業なんだけどこれが単純そうで気力体力共に必要な仕事です。

朝は元気いっぱいに目視検査の作業をしていてめちゃくちゃ小さな傷などの不良を見つけてナイスセーブ!!していても
人間ですから時間が経つにつれて目が疲れてきて集中力も無くなってきます。お昼ご飯食べた後に上司から3日前くらいの製品で不良が流出していたと注意されたら落ち込んで何で見逃したのかと思います。

だけどそれがお昼ご飯でお腹いっぱいだとか体力気力のあるなしではなく、気持ちが入っていないわけではなく全く違う「目」というものの進化に理由がるとしたら

今日、私は「先天色覚異常」についての記事を見ました。

例えば、「微妙な赤と緑をどれだけ区別するか」という尺度で見ると、従来「正常」とされてきた人にも大きな分布があります。そして、検査で見つかる当事者との間まで、切れ間なく連続的につながるどころか、大きく重なっていることもわかりました(検査で見つかる人よりも、「赤と緑の識別が曖昧な人」が、『正常』のなかにも混ざっている、ということです)。

なんと日本人の3割から4割に「先天色覚異常」の特徴あり…ヒトはいかにして色覚を「進化」させてきたか https://gendai.media/articles/-/125066

これは目視検査を担当する品質管理の人は知っておく必要がある情報だと思いました。