最初に煽ると即時的・感情的に反応を返される傾向が強いショート動画について思ふこと
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ショート動画の煽り戦略とコメント文化の考察
YouTube ShortsやTikTokをはじめ、ショート動画プラットフォームの隆盛に伴い、多くのインフルエンサーが視聴者の関心を引くための戦略を練っています。
その中でも、動画の冒頭で煽るような発言をする手法は確かに効果的ですが、倫理的には疑問が残ります。この記事では、ショート動画の煽り戦略とそれに伴う判断の早さやコメント文化について深掘りし、煽り戦略で気づいたことやその問題点を考察します。
煽る発言の効果と倫理的問題
ショート動画の冒頭で煽る発言をすることは、視聴者の興味を一瞬で引きつけるための強力な手法です。
例えば、「あなたはこの真実を知らない!」や「この方法を知らなければ損する!」といったフレーズは視聴者の好奇心を刺激します。
しかし、これらの手法は視聴者を誤解させたり、不必要に煽ることにつながるため、倫理的な観点から問題視されることが多いです。
煽りの演出と視聴者の反応
動画内の煽りの部分で口調や演出を変えることは重要です。これにより、視聴者にその意図を暗に伝えやすくなりますが、単に観ているだけの視聴者にはその意図が伝わりにくいことがあります。
多くの視聴者は煽りの部分だけを見て感情的になり、動画の最後まで観ずに動画の内容を判断したりコメントを残すことが多いです。これは視聴者が内容を誤解しやすくなる要因の一つです。
もちろん動画の後半ではその煽り部分の意味を解説・補足していますが、感情的になった視聴者はその部分を見る前にコメントを残します。
煽り戦略の長期的影響
煽り戦略は短期的なバズを生む一方で、長期的には視聴者の信頼を失うリスクを伴います。視聴者の感情を揺さぶり続けることは、やがて信頼を失う原因となり得ます。
ショート動画の内容の寿命が短いことを考えると、煽る系の動画を時折取り入れることは有効な手法とも言えますが、バランスを保つことが重要です。
コメントというアクションの迅速さ
リアルタイムコメントの増加
割と多くの視聴者が動画を最後まで観ずに、リアルタイムでコメントを残す傾向があると思います。これは、視聴者が感情的になりやすいことや、動画の途中で感じたことをすぐに共有したいという欲求から来ています。
特に若年層の視聴者は、この傾向が顕著な気がします。
若年層のコメント行動
若年層の視聴者は、コメントすることで他者にどう影響を与えるかを考えずに、その場の感情で判断し、行動することが多いように見られます。以前のnoteでも書いたように暴言などです。
これが、ショート動画のコメントセクションにおけるリアルタイム性を高めています。若年層はSNSネイティブであり、リアルタイムでのコミュニケーションに慣れ親しんでいます。そのため、動画を観ながら感じたことを即座にコメントすることが自然な行動と捉えられています。
コメントがもたらすフィードバックループ
コメントが多い動画は活気付いているということでYouTubeやTikTokのアルゴリズムにより、さらに多くのフィードに表示されやすくなると考えています。
これにより、コメントの連鎖が生じ、動画がさらに拡散されるというフィードバックループが発生します。視聴者がコメントを残すことで、その動画が他の視聴者にも表示されやすくなり、結果として動画の視聴回数が増加します。
これはインフルエンサーにとって重要な要素であり、コメントを誘発するコンテンツ作りが求められます。
コメントの質と視聴者の理解度
コメントと視聴時間の関係
自分が以前投稿した、最初に煽り部分を入れたショート動画にて来た「最後まで観てよかった」「途中まで観て危うく非表示にしかけた」というコメントや、他のYouTuberの動画に「〇〇ってどうですか?」とコメントしてその下に続けて「後半で言っていました」というコメントがあったことからもわかるように、視聴者は動画の全体を把握せずに動画の内容を判断することが多いです。
これは、動画の内容を十分に理解せずに、途中の感情・その時の感情で動画の内容を判断するためだと考えています。視聴者は短い時間で多くのコンテンツを消費しようとするため、動画を途中でも判断したりコメントを残すことが一般的になっています。
コメントを残すタイミング
視聴者が動画を最後まで観ずにコメントを残す理由として、時間がないことや感情的になりやすいことが考えられます。特に後者の理由が大きいと考えています。
視聴者は自分の感情をすぐに表現したいという欲求が強く、そのために動画の途中でコメントを残します。これにより、コメントの内容が感情的で一面的になることが多いです。
コメント文化の将来
コメント文化は今後もリアルタイム性を重視する傾向が続くと考えられます。
この文化の中で、インフルエンサーとしてどのように対応するかが重要です。視聴者とのコミュニケーションを円滑にするためには、コメントに対する適切な対応が求められます。視聴者のコメントに対して丁寧に返信することで、信頼関係を築くことができます。
煽り戦略とコメント文化のバランス
煽り戦略の問題点
煽る系の動画は短期的には視聴回数を増やすことができる一方で、長期的には視聴者の信頼を損なうリスクがあります。視聴者を誤解させたり、不必要に煽ることは、視聴者の感情を操作する行為とも言えます。
これにより、視聴者は感情的になりやすく、コメント欄でのトラブルを引き起こす可能性があります。
視聴者とのコミュニケーション
視聴者とのコミュニケーションを円滑にするためには、コメントに対する適切な対応が求められます。視聴者のコメントに対して丁寧に返信したり誤解が生じている点は補足したりすることで、信頼関係を築くことができます。
また、視聴者の意見を取り入れたコンテンツ作りも重要です。視聴者が求める情報やエンターテイメントを提供することで、長期的なファンベースを築くことができます。
持続可能なコンテンツ戦略
持続可能なコンテンツ戦略を立てるためには、煽る系の動画だけでなく、視聴者に価値を提供するコンテンツをバランスよく作成することが重要です。
視聴者が求める情報を提供しつつ、エンターテイメント性を持たせることで、視聴者の関心を引き続けることができます。
また、定期的に視聴者の意見をフィードバックとして取り入れ、コンテンツを改善していくことが求められます。
記事のまとめ
ショート動画の煽り戦略とコメント文化について考察しました。煽る戦略は短期的なバズを生み視聴者の感情を揺さぶり、リアルタイムでのコメントを引き出す効果がありますが、倫理的には問題があります。
視聴者との信頼関係を築くためには、コメント文化に適切に対応し、バランスの取れたコンテンツを提供することが重要です。このように、煽り戦略を否定しつつも、コメント文化の興味深い側面を理解することができます。
今回は以下のプロンプトをChatGPTの最新モデルChatGPT 4oに入れて作成した。4oになってから記事の作成速度が尋常じゃなく速くなったし、画像の生成も以前は1枚ずつが基本で、プロンプトを工夫しないと複数枚できなかったところが4oではすぐに複数枚の画像を生成可能に。
と4oの話は置いておいて、最近はYouTube ShortsやTikTokでショート動画を投稿しているが、その中で確実に物議を醸すだろうなという煽りを入れた動画を投稿した。
その結果、動画の途中で感情的に動画の内容を判断したりコメントしているような人が多数見受けられた。
まあ途中で動画の内容を判断して離脱した人はどうかわからないが、動画のコメントで「最後まで観て判断してよかった」的なものが散見されたあたり、やはり感情的になっているのだろう。
この煽りや感情を揺さぶる表現は、情報が民主化してエンタメが飽和している現代において重要な1つの武器になるだろうが、投資と同じでリターンが大きい分だけリスクも大きい。
煽るだけ煽ってはい終わりだと炎上してジ・エンドになるので、ちゃんと動画内で補足や解説などで回収する必要がある。
その点、ショート動画は1分以内なので煽る部分と補足する部分が少ないので取り入れやすいが、一方で尺が短いので補足しきれないという問題もある。
これからもショート動画でいろんなパターンを取り入れつつ動向を見ていきたい。
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