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【合格事例あり】警察官になるために必要な面接対策と面接カードの書き方について

警察官になるために必要な面接対策と面接カードの書き方

元警察官の桜井陸です。
今回は警察官採用試験の面接対策と面接カードの書き方について解説します。

警察官採用試験の二次試験を受験するとき、下の①~③に当てはまる方はいませんか?
➀何を話せば良いか分からないから、ネットの情報を参考にしている
➁警察官になるには面接で熱意があれば良いと思っている
③面接は記憶した志望動機や自己PRを話せば良い

これは大間違いです。
1つでも当てはまる方は、この記事を読むだけで不合格になる原因がきっと分かります。

面接カードの書き方について

警察官になるには避けて通れない面接試験。
その面接試験で提出する面接カードを自己流で作成している方はいませんか?
読んだ相手がどのように感じるか、それをきちんと理解できないまま二次試験で提出している人も多く見られます。

面接カードが正しく書けないということは面接でも上手く回答できないということです。
なぜなら、書けないことは話せないからです。

・面接で奇跡が起こって上手く話せるのではないか。
・面接は運だから練習してもあまり意味がないと思う。
・面接練習し過ぎると不自然になるから、アドリブで挑戦する。

こういう人が基本的に不合格になっています。
普段できないことが本番で出来るはずないからです。

それではここから、面接対策と面接カードの書き方について具体的に解説します

岐阜県警に合格するには面接カードと面接対策、そして論作文対策の3つが重要だった

僕の講座受講生の木戸さん(22歳・男性)は岐阜県警を大学在学中に受験しましたが1度目は不合格でした。
その原因を分析すると
➀論作文が上手く書けていない(成績開示した結果、200点中80点)
➁面接カードが採用側目線で書けていない
③面接練習が出来ていない

この3点が原因でした。

おススメ記事→え?面接カードを書き間違えたら減点?』

警察官採用試験の論作文(小論文)試験の書き方

そこでまずは講座で論作文の書き方を徹底的に練習しました。
木戸さんは『熱意はあるけれども具体的に説明することが苦手』という弱点が見つかったので、論作文を何度も添削しました。

一番最初に添削したのは
高齢者の交通安全対策について、警察としてどのような事に取り組むべきか、あなたの考えを述べなさい。
(制限時間60分 文字数1000文字以内)

という岐阜県警察の試験二回目のテーマでした。
岐阜県警公式HP

内容を確認して、僕は木戸さんの論文全てを添削してこのような総評を返しました。

ひとつ気になったのが『交通事故被害者になるケース』の解決方法が書かれていないことで、論作文を書くのなら被害者と加害者の両方の場合を想定して書かなければなりません。

あとは文章を詰め込みすぎており、少し読みにくいので適度に段落を付けて読み手に伝わりやすい原稿構成になるよう心掛けてください。
相手のことを考える心配りも警察官には大切です。

『リクストリーム』の添削コメント一部抜粋

おススメ記事:警視庁の二次試験の内容と注意点について

僕の講座は論作文全てを修正し、更に上のような改善点を記載します。
そして、これを繰り返すと木戸さんの実力がメキメキとついたのです。

なんと木戸さんは半年後には合格することができました。

その木戸さんにこんな質問をしてみました。


1これまでの受験歴

2合格した今、これまでを振り返って思うこと。

3大学では、どのようなキャラだったか?

4大学の偏差値はどのくらいだったか?周りの友人の就職先は?

5今回、この部分を改善しなければ合格出来なかったと思うこと

6私の講座を受講した理由と受講してみて感じた率直な感想

7私の講座を受講した中できつかったことや苦しかった指導、悔しかったことなど

8将来はどのような警察官になりたいか。明確なビジョンや理想について

9面接試験を受ける前に注意したこと、意識したこと

10私の動画やブログ記事で特にお薦めするものがあればその内容とその理由

11なぜそこまでして警察官になりたかったのか

12ヤフー知恵袋やSNS等で警察官採用試験に対する情報について合格した今『これはデマだ』と分かったこと

13講座で添削した志望動機や論作文を本番でどのように役立てたか?(志望動機はそのまま話したなど)

14好きなマンガやよく聴く音楽は?警察官らしくない趣味などがあれば教えて下さい

15自分自身の嫌いなところ、コンプレックスは何か。

16警察官採用試験に何度も不合格になっている方へ伝えたいこと

17夢を叶えて警察官になるにあたり、不安なこと

18受験者へのエールなど何でもご自由にご意見ください。

そして木戸さんから頂いた直筆のお手紙がこちらです。


警察官採用試験の面接対策について
警察官採用試験の二次試験対策について
警察官採用試験の小論文対策について
警察官採用試験の面接対策について
警察官採用試験の面接に合格するには

そして、こちらに木戸さんのお手紙を文字起こししました。
1 これまでの受験歴を分かりやすく教えてください。
1回目の岐阜県警と警視庁は、両方とも二次試験で
不合格。2回目の岐阜県警の試験で、一次、二次試験
を突破し最終合格。

2 合格した今、これまでを振り返って思うこと、苦しかった
思い出や辛かったことなど。

1回目の岐阜県警の試験が不合格だった時はとても
落ち込んで中々立ち直れませんでした。1度試験に落ち
ている不安と、卒業後の進路が定っていない焦り、先の
見えない努力は苦しかったです。しかし、桜井さんからのアドバイス
を取り入れたり、自分の目標を叶えると強く決意し、もう1度
1から努力を重ねた事が合格につながったと思います。

3大学ではどのようなキャラだったか?
所属していた軟式野球部では部長でした。友人間では
特に輪の中心というわけでなく、しっかりと話を聞くことを
大切にしていました。どこにでもいる普通のキャラだと思います。

4大学の偏差値はどのくらいだったか?周りの友人の就職先は?
私が所属する学部の偏差値は45でした。周りの友人は
他の県警や市役所に進む人が多かったです。

5.今回、この部分を改善しなければ合格できなかったと
思うこと。

相手の関心に関心を持つこと、普通の状態で試験に望む事です。
不合格になった試験ではただの熱意となんとかなると思って受験し、
失敗したので、とにかく企業研究と自己分析をして正しい努力と熱意を持ち、本番ではとにかく普通を意識しました。

6 桜井さんの講座を受講した理由と受講してみて感じた
率直な感想

1回目の試験で不合格になった時に落ちた原因がわかりやすく解説された動画を見て、この人の講座を受ける事で何かヒントを得られると思ったからです。
実際に受講した感想は元警察官の方の意見やアドバイスはとても的確で改善すべきことがわかりやすい。また、1人1人に親身に相談に乗ってくださるので聞きたい事や時には事例を挙げたアドバイスをいただき、自分に何が足りていないのかはっきりと理解できた。実際に会った事も顔も見た事もない受験生にこんなに真剣に向き合ってくださった事に、とても感謝しています。

7 桜井さんの講座を受講した中できつかったことや、苦しかった
指導、悔しかったことなど。

周りに厳しい指導をして下さる方がおらず、それが自分の甘えにつながっていました。そんな自分にいつも厳しく指導をしてくださった桜井さんの言葉には重みがありました。

8 将来はどのような警察官になりたいか。明確なビジョンや
理想について。

県民や頼ってくださる方々には優しく、近い距離で警察という存在を身近に感じてもらえるような強い警察官になりたい。特に地域警察官を志望しているのでまずは身近な事件や事故の予防、地域住民との信頼関係の構築、困っている人をすぐに助け、解決につなげられる存在として活躍したいです。

9面接試験を受ける前に注意したこと、意識したこと
面接カードを丁寧に書くこと。普通の会話を意識しました。
暗記ではなく聞かれた事に対して応えること、普段の話し方を面接では意識しました。

10 桜井さんの動画やブログ記事で特にオススメするもの
があればその内容と理由

動画では警察官になりたくても面接で○○すると不合格になる理由」です。かなり現実的な内容で自分が不合格になった理由が理解できたから。
ブログの記事は「警察官に向いている人ほど面接で〇〇をアピールしない理由」です。私と同じような境遇の方についての体験談や合格体験記など、とてもお世話になったからです。

11 なぜそこまでして警察官になりたかったのか。
初めは高校生の時に先生から薦められてなんとなくやってみたいと思っていました。結局大学に進学し、普通に就職活動を行っていましたが、やはり憧れであり、地元に貢献したいと強く思ったので警察官になりたいと思いました。
特に1度不合格になった時に家族や友人、大学の先生方など本当に多くの方に支えられ、助けられたので、そういった人達に恩返しが出来るのは警察官として努力を重ね、治安を守る事だと考え、絶対になるという決意が結果にもつながりました。

12 ヤフー知恵袋やSNS等で警察官採用試験に対する
情報についてこれはデマ」だと分かったこと

試験に落ちた県警で、もう1度試験を受けても
合格しないというのはデマです。

13講座で添削した志望動機を本番でどう役立てたか
特に論作文を多く添削していただいて、正しい数字などでデータを用いる事、その県警が取り組んでいる事について書きました。

14好きなマンガやよく聴く音楽、警察官らしくない趣味が
あれば教えてください。

マンガの「頭文字D」が好きです。危険走行、違法改造などでてくるので現実では絶対にやらないです。普通に車が好きです。

15 自分自身の嫌いな所、コンプレックスは何か。

取りかかるまでが遅い所や、正しい知識もなくまずは行動してしまうこと。

16 警察官採用試験に何度も不合格になっている
方へ伝えたいこと。

不合格=適正がないということではなく、警察官に
なるにはまだ早いと、受け入れて大丈夫です。正しい努力を重ねる事ができれば必ず結果はでます。

17夢を叶えて警察官になるにあたり、不安なこと
特に不安はないです。とても苦しく辛い時期をのり越えたので、どんな場面でもくじけず、謙虚さを大切にして仕事に取り組みたいです。

18面接の合格フラグ、不合格フラグはあったか?
とくにそんなものはなかったと思います。

19 合格したときと不合格になった時、面接官の反応は
何か違ったか?

合格した際の面接では会話を大切にしていたので
普通に面接官の方から笑いも起きました。不合格に
なった時は暗記ばかりしていたのでぎこちないと直接言われました。
教養ばかりでなく、他の試験の対策や受ける自治帯の企業研究をもっとやった方が良いこと。

21受験者へのエール
まずは日本や地域を守る警察官を志す自分を誇りに
思ってください。企業研究や自己分析、普通のアピールなど本当の正しい努力は必ず結果は出ます。
1人1人に真険に向き合って下さる桜井さんのアドバイスや対策は本当に心強いので多く参考にして欲しいです。結果だけに執着するのではなく、自分がどんな時も努力を重ねてきたプロセスを信じてください。
今後、警察官採用試験を受験される方を、心より応援します。
頑張ってください!!

こちらは木戸さんの岐阜県警の合格通知です。


警察官採用試験の合格通知

そしてこちらは木戸さんが開示した試験の成績です。
講座入会前後の違いがはっきり分かります。
(ちなみに合格時はなんと上位一桁でした。)

警察官採用試験の成績表
講座に入会前の不合格時の点数
警察官採用試験に合格する点数
講座に入会後に合格した時の点数

よくある講座のお問い合わせは→こちらをクリック

警察官になるために必要なこと

こちらは兵庫県警の公式HPに記載している内容です。

採用試験を受験するために必要な資格はありませんが、採用後に、警察学校での運転訓練や卒業後に交番等での勤務をする際、普通自動二輪車や自動車に乗車しますので、運転免許は必要です。また、職務執行に必要な基礎学力向上のため、漢字検定3級の取得や、地理案内程度の簡単な英会話の習得、タイピング技能の習得もお勧めしています。その他、警察の仕事にはあなたが既に取得している資格もきっと生かせるはずです。

兵庫県警公式HP

これを見ると資格があると有利に思えますが、実はそうではないんです。
下の記事をご覧ください。

ここでよく勘違いされるのが試験に自信がなくても資格があれば加点されて有利になるのではないかという考え方です。面接が苦手でも加点されれば合格できるかもしれない、と色々な語学や資格に手を出そうとする受験者は非常に多いですが、実は高段者でも試験に落ちている現状にあります。

どれだけ語学ができても警察官としての資質がなければその時点で不採用です。つまり資格を有利に使うためにはボーダーライン以上の点数をとらなければならないのです。

警視庁も加点すると公表していますが点数を明記していないところを見れば大きく優遇されることはないと考えた方がよいでしょう。

リクストリーム:資格があっても不合格になる理由

この記事を読むと分かるように、警察官になるために必要なのは資格や免許ではありません。

熊本県警はこのように明言しています。

出典:熊本県警HP

警察官になるためにはどうすれば良いのか?

警察官採用者に不合格になると、どうすれば良いのか分かなくなります。
『もしかしたら身辺調査が原因なのかもしれない』
そんな不安や疑念が湧き、ヤフー知恵袋を見て余計に不安になったり…。
僕も同じ経験をしているからよく分かるんです。

身辺調査が不安な方にはこんな記事を紹介します。

ネットでは3親等以内の身内に犯罪者がいると警察官にはなれないという情報が流れています。

私はそれに当てはまっており、自分は警察官になることはできないのかと絶望していました。

しかし、結果は合格で、改めてネットの情報を鵜呑みにしてはいけないと実感しました。

桜井さんの仰る通り、ネットにはたくさんのデマやドリームキラーが潜んでいます。

これから受験される方はこういったものに気をつけてほしいです。

記事:身辺調査の事実

これを読んでも分かるとおり、警察官になるには資格などが必要なのではない。
身辺調査を気にする必要もない。
大切なことは採用側が何を求めているかを正しく理解することなのです。

木戸さんは一般的な普通の大学生でした。
それでも面接対策をきちんとすれば合格できたのです。

『合格した人がどうやって試験対策したのか、もっと知りたい』
そういう方は試験までに一度こちら←をご覧ください。
面接の注意点や不合格になる原因をたくさん掲載しています。

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