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差別に立ち向かうバンドマン

こんにちは。

久しぶりの投稿になります。

昨今、まだコロナウイルスが世の中の混乱を呼ぶ中でいろんな業種の方たちが行政に振り回されたり、会社に振り回されていると思います。

その中で個人的に全く最近注目されてないと思うのがライブハウスの現状です。

僕の身近な場所には、コロナが流行りだす前に、地主関係により移転を余儀なくされていた店舗があり、今年の夏に新装オープン予定でした。

それがコロナの影響でライブができなくなる=収入が0になるため、開店を躊躇していましたが、そういっている間に家賃は発生するし、固定費はかかってきます。なのでオープン自体だいぶ遅れはしますが、秋ごろには開店するそうです。

ただ、名目はライブハウスとしてですが、そこではバー営業しかできないという状態で本来の役目であるステージも活用されないのです。

なぜこのような事態になったのかは今までの記事に乱文にて記載していますが、完全なる風評被害だと思います。

今街中で楽器を抱えている、または機材車だったり、バンド関連の動き・イベントだったりが全て嫌がられているように思います。

もちろんその理由を理解できないことはないのですが、今のライブハウスの現状を伝えるべく、ここに記事を残します。


正直、現在何とか営業をして支えあって生き残っているライブハウスは、一般の飲食店やスーパーなどと比べ、比較的、いや絶対的に安全に思います。

何故かというと、ライブハウスでのクラスター派生に伴い、全国のライブハウスは予防のため、文化を守るため、徹底した対策を行っているからです。

消毒や換気、手洗いうがい、もちろん普段からみんな気を付けて新しい生活様式を取り入れていらっしゃると思いますが、ライブハウスは今徹底して感染者を出さない対策を行っているとおもいます。

通常のスーパーやデパートの入り口には消毒液が置かれていたり、マスク着用のPOPがあったりぐらいかと思います。

ライブハウスは今、入店時の検温/個人情報の記帳・消毒液の自動散布・定時の換気・フェイスガード/マスク着用の義務化・入店制限・着席状態で声を発さない/動かない状態での観覧など、ほかにも各店舗努力していることがたくさんあります。

みんな他のお店と同じように、生活するためにライブハウスの経営をしているんです。遊びではありません。

生きるために必死なんです。

それに、ライブハウスに人生かけるぐらい日本のバンドシーンを守っていきたいからまだ辞めずに踏ん張って必死こいてバイトしながら店長しているんです。


正直いつまでもつのかわからない文化です。興味のない方にとってはどうでもいい話かもしれません。

ただ、あなたが青春時代に聞いていたバンドが育ったライブハウスが今なくなろうとしている状況がある、そのバンドも悲しむ可能性が、日本全国のライブハウスであることを知っておいてほしいです。


きっと戦ってまたみんなでよかったねと言いながら騒げる日を夢見て。


僕は僕ができることをやり続けます。



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