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バレリーナへの道〜くるみ割り人形〜

今日は前回紹介した自分で考えた物語の続きを紹介したいと思います。
前に紹介した時からずいぶん時間が経ってしまったので「忘れちゃったな〜」と思う人はもう一度読み直してみてください!😊

12月13日。私はなりたい役を書いた紙を先生に渡した。もちろん私は「クララ」とその紙には書いた。でも正直、全然自信がない。だって理果や他にも私より断然上手な子はたくさんいる。その子たちに勝てるとは思わない。でも、もしかしたらクララになれるかもしれない。だから、私が出せる力を精一杯出したいと思ってるんだ。
レッスンの前に、先生が「みんな応募用紙を出しましたね。クララ役、王子役、コロンビーヌ役、フリッツ役はオーディションになりました。オーディションを受ける人は頑張ってください。でわ、レッスンを始めます。」
やっぱり。オーディション受かるかな。
私は、レッスンが終わると加奈と雪斗に声をかけた。年上の人に教えて貰えばもっと上手くなると思ったから。
「加奈。雪斗。オーディションのために一緒に練習してくれないかな?」
「お前なぁ、それくらい自分でできないのかよ。」
それができたら言ってないよ、、、
「まぁまぁ、どうせ雪斗も練習するんだから。」
「まぁ、そうだけど、、、」
やっぱり加奈は優しい👏🏼

             誰がなる?
12月14日。クララ役をやりたい人があまりにも多かったため、予選がある。だから、今日は予選も本選もある。イコール誰がなるかは、今日決まるということ。やり方は、その場で先生が教える動きを、覚えて踊る。私は、10番目に踊る。私の番が来て前に出て一生懸命踊った。簡単なことなのに、すごくドキドキした。全員が踊り終わって、先生が結果を発表した。私は予選を突破していた。もちろん理果もだ。他に3人が選ばれている。本選のやり方は予選の時と同じ。私は2番目。もちろん本選も一生懸命踊った。
全員が終わると先生がすぐに結果を、発表した。
「合格者は、莢香ちゃんです。」
うそっ!私?理果や他の子たちより私の方が上手かった、ってこと、、、
私は、すっごく嬉しかった。理果のことを横目でみると、魂が抜けたかのように呆然としていた。
            つづく

どうでしたか?またまた長くてごめんなさい。🙏🏻
次が最後です。次で完結します。ぜひぜひ読んでください。

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