どうして青年海外協力隊?
私は昔から外国に興味があった人間ではありません.また途上国のために何かしないといけないと強い気持ちを持った人間でもありませんでした.そんな僕がどうして青年海外協力隊を目指したのか記したいと思います.
応募までの背景 外国にルーツを持つ生徒
ある公立高校で理科教員として勤務していた私.
仕事を通して,さまざまな国にルーツを持つ生徒との出会いがありました.
彼らの中には日本語が十分に理解できない生徒がいました.
日々の授業を彼らはひどく退屈そうに過ごしている.
想像してください.
よくわからない言語で毎日の授業・テストを受けること
よくわからない言語で書かれた書類が学校から送られてくること
これを通して彼らが見につけるものは何か想像できますか?
他人をごまかす方法です.あまりにさみしいじゃないですか.
十分に力になれない自身の不甲斐なさ,彼らを支える制度の脆弱さを痛感しました.
青年海外協力隊の先に目指すもの
私が青年海外協力隊を目指した動機をまとめます.
彼らと同じ言語を身につけられたら,彼らが学校生活を安心して過ごせる環境づくりに役立てるのではないかと思っています.
青年海外協力隊としての経験は途上国のだけでなく,きっと日本のためにも活かすことができると信じています.
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